昨日は久しぶりに、近所の海浜公園に植えられている竜舌蘭の様子を見に行った。

 

   これは6月12日の竜舌蘭。正面入口のロータリーに植えられている。まだ花は咲いていなかった。

 

   4、50年に1度しか咲かないと言う花。花の茎は5mほどに伸びる。花が咲き終わったら竜舌蘭の寿命はつきる。

   花がかなり開いて7月10日の龍舌蘭。

 

    寿命がつきるまで見届けたいと、それから何度か見にきている。

   前回見たときは花が終わり、1本がかなり傾いでいたが・・・・・・。

   それが昨日、竜舌蘭を見てアレッ? なんか違和感が。傾いていない。

   (15時過ぎ、曇天で写真が見づらくてゴメンナサイ)

 

   7月25日は花も満開を過ぎて、1本が倒れそうだった。

 

   倒れかかっていたのは本体が傾いていたからだ。(7月25日)

 

  近づいてやっと気づいた。2本とも傾きを直して支柱がされていたのだ。

 

 

   公園の職員の優しさに、心を打たれた。

   長い花の枯れた茎をこのままにしておいては倒れて通行人が怪我をしないとも限らない。普通なら花が終わったら長い茎を切ってしまうだろう。支柱をしてあげたのは、先の短い命を出来るだけ長く、と思ったのに違いない。

   私も時々やってきては、最後まで見届けたいと思う。

 

   さて、我がエッセイ仲間のさちよさん。

   7月半ばにトイレで意識不明になり、救急車で運ばれ、そのまま入院と聞いた。それをブログで書いたら多くの人が心配してくれた。

   彼女のことはヤフーブログ時代に何度も書いているので、彼女のファンも多かったのだ。

   電話をかけても良いみたいよ、とキタムラ女史が私に言ってくれた。さちよさんから彼女の所に「エッセイ教室を休みます」と電話があったのだ。

   今はコロナ禍で病院見舞いが出来ないので、携帯電話は許されているのかと思ったが、さすがに病院に電話は憚れた。

   その代り携帯メールで「入院したと聞きましたがご容態は如何ですか?」とメールしたら4,5日してやっと、「いきてるよ」とひとこと返事があった。

   ま、取りあえずそれだけで一安心。

  

   先週の土曜日、さちよさんから電話があったとキタムラ女史からまた連絡が。

   救急車での搬送後、3日間の意識不明だったそうだ。やっと点滴などがとれたらしい。病名はワカラン。書類に色々書いてあって熱中症もあったとか。

   とにかくよく働くバアサンだから。来年は90歳だと言うのに。

   キタムラ女史に電話をかけてきたのは、2人が行っている勉強会に、既に払っている3カ月分の月謝を返してくれと言ってくれ、と言うことだったらしい。

   さすがー! 頭は全く衰えていないようだ。

   

   波乱万丈の人生で知識も豊富。エッセイ、絵、花・野菜作り等にも優れ、彼女から学ぶことや得るものは多い。

   鎌倉でのランチでは、少食の私の皿から3分の1は彼女の皿に移すくらいの大食漢。

まだまだ元気だと思っていたけど、やはり90歳。

   もっと長生きして欲しいから、及ばずながら私も支えてあげなければ。