正月前である。車で行った私達は駐車にちょっと苦労した。
が、とりあえず何とか駐車できた竹下通りからちょっと離れているけど、今の時期は仕方がないと諦める。

グーグル先生にお尋ねしたら、そのお店は明治通りの向こう側にあるのだった。
と言うことを、竹下通りを歩きはじめて気が付いた。

幸い明治通り側から入って行ったので、すぐに折り返す。

 

目的はEではじまりNで始まるジーンズ屋であった。

なんでも、海外からの観光客がみな買いに行く、と記事で読んだので、夫のお土産に1本買って行こうと思ったのである。

 

西洋人でも色々な体系な人が居ると思う。

特にイタリア人の体形は色々で、割と日本人に近い人もいるかもしれない。

が、うちの夫は残念ながら日本人には絶対にいないタイプ、いたとしても阿部寛ぐらいの長身細長なので、

服をおみやげに買って帰れないのである。

 

一体日本で暮らしている細長いタイプの西洋人達は、どこで服を買っているのであろうか。

上はまだいい、問題はボトムの方なのである。

これがイタリアにいても見つけるのが面倒なので、日本にいたら言わずもがな、である。

 

それが西洋人がこぞって行くジーンズ屋あると聞いたら、行って見よう、と言う気になるものだ。

夫が大好きだけど普段は全然手が出ないレビス(イタリア風に発音すれば)は、イタリアで90ユーロぐらいなので、まあそんなもんかな、

おみやげだからそのぐらい出したるか、と腹を決めていた。

 

お店はとても落ち着いた和をイメージした内装。
思ったほど混んでいない。

1階ではなく2階へどうぞ、と案内され、女性の方に対応していただく。

 

とてもジーンズの型にうるさい夫の為、穴が開いた古いジーンズを持参していたので、それを見せて

「こういう形」

と言うと、セン、と言うシリーズがそれに近い、と見せていただいた。

思っていたほど色の選択肢がない。

娘に見せて聞いてみると、どれもパパ好みじゃない、との返事。

 

困った。

でも年老いた両親も歩かせて、ここに来ようと決めてきたのだから、買わねば。

 

値段を見てまたびっくり。

予算完全オーバー、倍近い。

 

でもここ以外でジーンズを見つけるのは至難の業!

何でジーンズにこだわる?

 

だよね。

 

と頭の中をちらりとかすめるが、たまにはいいでしょう!ともう清水の舞台から飛び降りることにする。

そんな、清水の舞台って程大袈裟じゃないでしょうよ。

 

たかがジーンズですから!

 

心の中で忙しく葛藤していると、

 

もうこれでいいよ、これにしな!と娘に催促されて決断を迫られ、濃い目のブルーにした。

っていうか、それか、黒か、ぐらいの選択肢しかない。

 

本当にここに外国人が皆襲うようにして買いに来るんだろうか?

でも確かに縫製はしっかりした日本製であった。

ということで、私の買い物の目的は自分の予測していない形で果たしたのであった。

 

さて、そのおみやげの結果はいかに?