「あなた料理好きなのね!」
と、特に女性に言われることが良くある。
私は、料理好き、と言われて、
「ええ、大好きです」
と答えるのにすごく抵抗がある。
料理好き、洗濯好き、掃除好き。
やらなければだめでしょ、の仕事で、好きでやっているわけではない。
なら、好きじゃなくなったら止めても良い?
そうじゃないじゃない?
好き、と言う言葉は別のことに使いたい。
そもそも好きだったら、ここにいない。
きっとプロになっている。
調理場で働いたことはあるけれど、いわゆるカッコイイ料理人からは程遠かった。
でも割と熱心に料理はする。
台所に立っている時間もとても長い。
畑をし、山菜を取り、肉を解体し、パンをこね・・・・よくやっているほうだと思う。
好き、より修行だと思う。
私にとっては、である。
よくよく考えると「あなた料理好きなのね」と言う人は料理しない女性かも知れない。
あたしは好きじゃないのよ、だからそんなに熱心じゃないの、と言いたいのか?
多分失敗をしているうちに苦手意識が先にきて、冒険しなくなっているんじゃないのかな。
私も失敗は多い。
でもめげていない。めげていたら、料理はうまくならないと思うから、失敗から学ぼうと思う。
料理は修行。
毎日の積み重ね。日々精進。
それだけだ。
そう彼女たちに答えたら、どういう反応があるかな。
感じ悪い、か。
「ええ、お料理大好き!楽しいもの!」
「ほんと~、私全然楽しいと思えなくて、だからテキトー。いいわね、好きなことが主婦の仕事なんて」
と、言う会話だったら、感じよく終わるのかな。
ごめん、やっぱり君たちが思っているようには答えないわ。
でもね、そう言う彼女たちも食べるのは好きなはずですけどね。
「うーん、料理はしなくていいならしないけど、食べるのは好き」
これだったらどうだろう。
・・・と、模範解答を検討中。
もう一つ、彼女たちの夫は私を苦も無く料理する人だと思っている。
コイツはここに来れば喜んで料理するんだから、やらせればいい、見たいな態度?
なんか失礼だなー、と思う。
多分そう言う感じだから彼女たちは自信を無くすのよ。
君たち、自分の奥さんに心地よくやらせる工夫をなさい。
さもなければ君たちが料理しなさい。
料理は女性の物だけではない。