稲わらは稲を作っていると必然的にできて、しかも土に混ぜると土壌が柔らかくなったり

栄養を補充したりできる優れものだが、なかなか分解できず秋に漉き込んだ藁が春になっても

形をとどめていることが多い という前提を知っていると興味が出る記事

 

もちろん 藁を分解するという肥料というか薬剤も販売されているが

自分の経験上あまり分解できていない

 

しかしこの記事では。。。

 

 

ご提示いただいたベトナムの情報サイト「Vietnam.vn」の記事(2026年5月2日付)は、微生物製剤を散布することで、稲わらをわずか1週間で約70%分解させる革新的な技術ついて報じています。

農業における環境問題の解決策として注目されており、要点は以下の通りです。


1. 技術の概要

ベトナム農村農業開発省の植物保護局が推奨する微生物製剤(バイオ製剤)を活用した「稲わら処理モデル」の成果が報告されました。

  • 処理能力: 収穫後の田んぼに残った稲わらに製剤を散布すると、通常なら数ヶ月かかる分解が劇的に早まり、約1週間で約70%が有機肥料へと分解されます。

2. 主なメリット

  • 環境負荷の軽減: 稲わらを焼却処分する必要がなくなるため、大気汚染(煙や二酸化炭素の排出)を防ぎます。

  • 土壌の肥沃化: 分解された稲わらが良質な有機肥料となり、土壌に栄養を戻します。これにより、次期の化学肥料の使用量を約20〜30%削減できるとされています。

  • 病害虫の抑制: 素早い分解により、稲わらに潜む病原菌や害虫の発生源を断つ効果も期待されています。

3. 今後の展開

ベトナム政府は、メコンデルタ地方を中心に「低炭素・高品質な米生産100万ヘクタール計画」を推進しており、この技術はその中核的な手段の一つと位置づけられています。農家への指導と普及を加速させ、持続可能な農業への転換を目指しています。


まとめ

「捨てる・焼く」しかなかった稲わらを、短期間で「資源」に変えるという、環境と経済性の両立を図った取り組みです。

これまで見てきた「カインズの人工砂」による雑草対策などと同様に、「本来ゴミとなるものを、科学の力で再利用する(サーキュレーター・エコノミー)」という考え方は、世界的なトレンドになっていることが伺えます。

農業、テクノロジー、環境など、さらに気になるトピックがあればいつでもお知らせください。