ほぼ鉄と窒素  ただじゃん? ただではないが レアアースに比べれば

 

 三恵技研工業(東京・北)とミツバ、Future Materialz(フューチャーマテリアルズ、東京・杉並)の3社は、強磁性窒化鉄(Fe16N2)系磁石を開発した。希土類(レアアース)を含まない強磁性窒化鉄とネオジム採掘時の副産物であるサマリウムの活用により、「ほぼ鉄と窒素のみで構成されている」(3社)ため、資源リスクを低減できる。新開発の磁石が車載電装モーターとしての性能を持つことも確認したとする。3社が2025年11月7日に発表した。

 

サマリウムは使うのね! ネオジウム採掘時の副産物

 

従来のネオジム磁石は、保磁力と温度特性の向上のために重希土類元素であるテルビウムとジスプロシウムを添加する必要がある。それに対して新開発の磁石はこれらの重希土類を含まないため、価格と供給リスクで「ネオジム磁石に対して優位性が高い」(3社)としている。