HVが支持される“EV先進国”

 先日、英国で人気の電動車が発表された。
 
1位:トヨタ ヤリス(ハイブリッド車〈HV〉) 51万8500台
2位:トヨタ プリウス(HV) 34万3507台
3位:トヨタ C-HR(HV) 29万6209台
4位:キア ニロ(HV) 28万8130台
5位:テスラ モデル3(EV) 27万3622台
(2024年3月22日付、英『エクスプレス』)
 

 国策により“EV先進国”として進んできた英国だが、近頃はその勢いに陰りが見られていることがここにも表れた。

・公共充電インフラが十分でない
・EVの価格が高止まりである

ことが理由だ。

 

 

消費者にとって

「現実的なソリューション」

であるHVに注力してきた。トヨタの豊田章男会長は、

「EVのシェアは30%でピークを迎え、残りは水素エンジン車と内燃機関車が占めるだろう」

と2024年1月にも発言している。