省力化し「羽咋米」振興狙う
除草に役立つロボット「アイガモロボ」を導入した。
JAが協定を結ぶベンチャー企業の有機米デザイン(東京)が開発したロボットで、長さ一・三メートル、幅〇・九メートル。
プラスチック製のボディーに、らせん状のスクリューが二本付き、太陽光パネルで発電して動く。
田んぼの水面を移動しながらスクリューで水をかき回し、水を濁らせて雑草が生えにくくする。
スマートフォンでルートや稼働時間を設定でき、無人状態で動く。
JAが農林水産省の補助を受け農機具会社から一台約五十万円で五台を購入。
農家五戸に一シーズン二万円で貸し出した。
田植え後三週間ほどの間に四、五回の除草が必要で、人力なら一回に一日かかるため、四、五日分の省力化が図れる。