AOR屈指の名盤『Aja』と共に絶頂期を形成する3部作の1つ

『Aja』に続く7枚目で、長期活動停止前のラスト作。全編でスムースなジャズ・ポップ・サウンドがそよ風のごとく吹き抜ける。

交通事故に見舞われたウォルター・ベッカーに代わってスティーヴ・カーンやヒュー・マクラッケン、ハイラム・ブロック、

リック・デリンジャーがギターで参加。特に「Third World Man」のラリー・カールトンは絶品!

 

自分も 『エイジャ・彩』 か この『ガウチョ』が一番好きだ

 

 スティーリー・ダンの存在はみんなもよく知っていることだろう。言うまでもなく、今回取り上げる『Gaucho』は素晴らしい1枚だ。楽曲そのものはもちろんのこと、サウンドの優秀さから名盤とされているよね。

ホテルの屋上でウイスキーを飲み、煙草を吸いたい気分になるね。

あとこのアルバムは、歌詞だって驚異的。つまりすべての要素が高次元であり、アルバム全体のパフォーマンスとして魔法がかかったみたいな作品と言えるね。同時に、“音楽の職人たちが作り上げたサウンド”として最上級のもの、と言っても過言じゃないだろう。