狂気と正気の狭間 | 狂気と正気の狭間

狂気と正気の狭間

『yahoo!ブログ』にて活動して来ましたが、突然の〝サービス終了〟と言うテロに遭い、止む無く移転して来ました。

 
鑑賞日時:令和7[2025]年8月8日[金]/7:45~10:15
映画館名:TOHOシネマズ 柏/SCREEN6
座席番号:J-14

映画館公開日:令和 7[2025]年 8月 8日[金]
地上波初放送:
 
 この先ネタバレの可能性有り 
 
【2D版/字幕版/DOLBY ATMOS】
ロードショー公開初日&初回上映回を鑑賞。
来場特典無し。
 
鑑賞より24日も経過しているので、記憶も曖昧だ。
 
まさか新シリーズが制作されるとは思わなかった。
登場人物が一新され〝続編感〟は薄いが時系列的には前作『ジュラシック・ワールド 新たなる支配者』の正当なる系譜。
また、新たな3部作の始まりとな?
 
DOLBY ATMOS追加料金100円
 
この度の座席は過去の資料を基に選択。

 

 

世界中に放たれた恐竜達は、生態系のバランスが破壊された現在の地球の環境に適応出来ず、かつて彼らが繁栄していた気候に似た赤道直下の隔離された地域に生息している。
その熱帯生物圏で最も巨大な恐竜が、人類に奇跡的な救命効果をもたらす薬の鍵を握っていた・・・。
陸・海・空に生息する3大恐竜のDNAを採取する極秘ミッションを任命された特殊工作員ゾーラ・ベネットは、彼女が信頼するチームリーダーのダンカン・キンケイド、古生物学者のヘンリー・ルーミス博士等と共に船に乗り目的地へと向かう。
だがその途中、凶暴な海生生物に襲撃されて遭難した民間人家族・デルガド一家と出会い、彼らと共に行動する事に。
やがてゾーラ達は、かつてジュラシック・パークの極秘研究施設が在った島に辿り着くが、そこには取り残された恐竜達が生息していた。
恐竜達の脅威に立ち向かう中、ゾーラ達は無事に任務を遂行する事が出来るのか。
そして、この島の秘密とは・・・。

 

 監督 
 ギャレス・エドワーズ
 出演 
 スカーレット・ヨハンソン[ゾーラ・ベネット]
 マハーシャラ・アリ[ダンカン・キンケイド]
 ジョナサン・ベイリー[ヘンリー・ルーミス博士]
 ルパート・フレンド[マーティン・クレブス]
 
 
 ===== ストーリー ===== 
恐竜のテリトリーへと足を踏み入れた人類が、襲い掛かる恐竜からのサバイバル。
シリーズを通して一貫したこのスタンスは変わらない。
ストーリーが読めるからと言って面白くない訳では無いので、その分安心して作品世界へ没入出来るのかも知れない。
それはやはり演出手腕なのか?
 ===== 世界観 ===== 
〝怪獣映画〟へとなり下がった?
遺伝子操作で〝創造〟された新種の恐竜が登場し過ぎる。
いや、それらは最早、恐竜とは呼べないのでは?
何でも有りだな、遺伝子操作!
少々、ネタ切れ感は否めない。
設定に〝後付け感〟を覚える。
『ジュラシック・パーク』の頃の設定を持ち出して来るとは・・・。
〝復活の大地〟ってどう言う意味?
 ===== キャスティング ===== 
スカーレット・ヨハンソン以外、名前も顔も知らない俳優。
本シリーズは良く子役がキャスティングされる。
 ===== キャラクター ===== 
ティラノサウルスもヴェロキラプトルも影が薄い・・・。
主役交代なのか、モササウルス・ティタノサウルス・ケツァルコアトルスの3大恐竜の露出が多い。
一方、遺伝子操作で偶然生まれた〝ディストータス・レックス〟や〝ミュータドン〟が登場するが、もう、こうなると〝怪獣映画〟だよ。
前者は『スター・ウォーズ』シリーズに登場しそうなクリーチャー。
恐竜達も〝新たなる支配者〟から限られた環境でしか生息出来ない存在へと成り代わりる。
死ぬキャラクターは大体分かる。
冒頭でクレブスが死ぬだろうと、直感的に分かる。
ゾーラのチームもそう。
ダンカンも・・・、何処と無く〝生還するんじゃないのかなぁ~?〟と匂わせる。
鑑賞後、何かの記事で読んだのだがダンカンのラストに関して2パターン撮影されたのだそう。
1つは今作通りのエンディングで、もう一方はやはり死ぬパターン。
両方鑑賞してみて、諸々決定権の有るお偉いさん達は前者を選んだんだとさ、めでたしめでたし。
 ===== 映像 ===== 
人間が頭から恐竜に食われるシーンが有るのにPG12指定にはならないの?
恐竜の骨格標本は登場するけど剥製は出て来ない。
残酷に映るから?
〝生の恐竜〟が居るのだから剥製だって有って然るべきでは?
 ===== 音楽 ===== 
メイン・テーマ曲が希薄。
あのテーマ曲が聞きたかったなぁ。
 ===== 期待感 ===== 
正直、『ジュラシック・ワールド 新たなる支配者』で本シリーズも打ち止めと思っていた。
期待しつつも少々の不安が・・・。
 ===== 満足度 ===== 
まぁ、映像観ているだけでも十分楽しい時間を過ごす事が出来た。
映画と言うよりもアトラクションって感じかな。
恐竜の動く姿も、『ジュラシック・パーク』を初めて映画館で観た時の様な感動は、もはや感じない。
日々、映画の技術が向上している証しなのだろうから、喜ばしい事なのかな?
 
 
 ===== アクション ===== 
恐竜に襲われ、追われ、闘い、逃げ惑う。
今作では恐竜のDNA採取(採血)と言う、今迄に無かったミッションが新しい。
 ===== スペクタクル ===== 
恐竜達が悠々と過ごすシーンは壮大。
モササウルスのジャンプ・シーンが印象的。
 ===== SF ===== 
遺伝子操作で恐竜復活どころか新たなる種を創造してしまう。
この手法を乱用すると、サイエンス・フィクションと言うよりもファンタジーになってしまう気がする。
怪獣映画になってしまうと言う事。
 ===== コメディ ===== 
恐竜に因る渋滞には笑った。
 ===== パロディ ===== 
スピノサウルスが背ビレを会場に出しながら迫って来るシーン、スティーブン・スピルバーグ氏監督作品の『ジョーズ』へのオマージュの様な気がする。
ディストータス・レックスだって『スター・ウォーズ』シリーズに登場しそうだよ。
 ===== ホラー ===== 
熱帯雨林の何処から狙われているか分からない恐怖。
集団で襲われ、逃げ場が徐々に無く追い詰められる。
 ===== ショッキング ===== 
人間がバリバリと恐竜に食われるからねぇ。
本シリーズ共通のお約束だけど。
 ===== サスペンス ===== 
3大恐竜のDNAを採取するべく危険を承知で最接近する。
当然、大人しく応じてくれる筈も無く激しい反撃を受け、それを躱しつつミッションを成功させようと奮闘する。
 ===== ミステリー ===== 
該当要素無し。
 ===== オカルト ===== 
該当要素無し。
 ===== ファンタジー ===== 
該当要素無し。
 ===== グルメ ===== 
該当要素無し。
 ===== 旅路 ===== 
かつてジュラシック・パークを運営していたインジェン社の極秘研究施設が在る島へと赴く。
殆んど遭難同然に島へと上陸したゾーラ一行とデルガド・ファミリー。
島内をインジェン社の施設を目指すも危険と隣り合わせの行程が。
 ===== ロマンス ===== 
該当要素無し。
 ===== セクシー ===== 
該当要素無し。
 ===== 悲劇 ===== 
仲間達が次々と恐竜の餌食となってしまうゾーラ一行。
ゾーラやケインケイドも、かつて肉親を亡くした経緯がある。
 ===== 感動 ===== 
報酬を諦めてでも3大恐竜より集めたDNAにて開発される心臓病の新薬を、その製薬会社に独占させずに広く公とする事を選択したゾーラ。
まぁ、少々偽善が鼻に付きますが・・・。
 ===== 音楽 ===== 
該当要素無し。
 ===== ドキュメンタリー ===== 
該当要素無し。
 ===== 歴史 ===== 
該当要素無し。