箱根~小田原旅行(令和6[2024]年)/11月3日[日・祝]。 | 狂気と正気の狭間

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『yahoo!ブログ』にて活動して来ましたが、突然の〝サービス終了〟と言うテロに遭い、止む無く移転して来ました。

箱根~小田原旅行も2日目。

5時半起床。

先ずは朝の温泉へと、6時から6時半迄浸かって来た。

7時半より朝食。

ビュッフェでパンをメインに洋食メニューで決めてみた。

ビュッフェと言う雰囲気にテンションが上がり、ついつい食べ過ぎてしまった。

 

 

朝食のあと、少し外を散策してみた。

この度お世話になった宿。

2泊する。

 

 

私達が泊まった部屋は別館だった。

ただ、この宿の作りが不便なのだ。

 

 

建物に出入りするには本館1Fのエントランスからしか出来ない。

だが、本館と別館を繋ぐ連絡通路は5階にしか無い。

私達の部屋は4階だったので、外に出るには5階迄エレベーターで上がり、連絡通路を渡って本館のエレベーターで1Fロビーへと降りなくてはならない。

これは大浴場に行くにもそうだ。

大浴場は男女共に本館にしか無いからだ。

私の家人の年老いた者は大浴場を利用するのに何度トライしても、行くのに迷い、部屋へと戻るのにも迷っていた。

 

 

宿の直ぐ傍を流れる〝須雲川〟だが、昨日の雨の影響で水嵩が増している様に見える。

散策も終え、部屋へと戻り本日の行動予定を確認する事とした。

ルートとしては以下の通り。

時間を決めずにゆっくりと1日かけて回るつもりでいた。

 

宿---【送迎バス】---箱根湯本駅===【箱根登山鉄道】===強羅駅(乗換え)~~~【箱根登山ケーブルカー】~~~早雲山駅(乗換え)>>>【箱根ロープウェイ】>>>大涌谷(観光)>>>【箱根ロープウェイ】>>>桃源台駅(乗換え)桃源台港・・・【箱根海賊船】(観光)・・・箱根町港---【箱根登山バス】---箱根神社(観光)---【箱根登山バス】---箱根湯本駅---【送迎バス(運行時間によってはタクシー)】---宿

絵に描いた様な〝箱根1日周遊プラン〟・・・、の筈だったのだが!

それを許さなかったのは昨晩の大雨!

本日の交通機関の運行状況をサイトで眺めていると、箱根登山鉄道に〝運休〟の文字が!

一瞬、頭の中が真っ白になった。

そもそも、2日目を徒歩&公共交通機関を利用して回ろうと思ったのは、3日[日・祝]に祭りが有ると知ったからだ。

 

 

当初の予定では1日目は芦ノ湖湖畔辺りで宿泊し2日目に箱根湯本でと思っていたのだが、祭りの為に交通規制されて宿に入れなくてはと心配して2泊共箱根湯本周辺にしたのだ。

しかし、徒歩移動の頼みの綱の箱根登山鉄道が止まってしまっているのだから、さぁ大変。

どうするか思いあぐね、祭りのチラシを見てみると、交通規制のエリアと時間がマップにするされていた。

どうやら祭りは夕方前には終了し、交通規制も解除される様だった。

ここで即断即決。

本日は車にて移動する事に決めた。

その瞬間、大涌谷の駐車場入場が頭に浮かんだ。

急いで身支度を整え、出発したのが9時。

ルートは運転手任せだったので良く分からないが、道すがらは渋滞も無く快適に進んでいた。

このままだと直ぐにでも大涌谷へと到着するな・・・、そう思っていた矢先に道路が渋滞し始めた。

大体、箱根ロープウェイの姥子駅辺り。

この時点で11時少し前。

道路脇には〝近くに駐車場(確か無料)が在りますからそこに車を置いて姥子駅からロープウェイで大涌谷へ向かわれたらどうですか〟的な案内看板が立てられていた。

うぅ~む、確かに魅力的な提案。

しかし、もう目と鼻の先なので車で行く!

因みに、出発直前に箱根登山鉄道のサイトを確認すると運休の文字は消えていた。

 

 

渋滞していたのも本の十数分程。

思っていた以上にストレス無く駐車場へと入れた。

この時点では大涌谷を最優先にした決断が奏功した事に、未だ気付く事は無かった。

 

 

〝生きている地球〟を感じさせる大涌谷の噴煙。

 

  

 

遠くにロープウェイも見える。

ロープウェイからの景色は、より雄大で迫力があった事だろう。

 

 

お約束の大涌谷名物〝黒たまご〟は必須。

殻を剥いてしまえばただの茹で玉子。

味はそれでも、白身は変わりないが黄身が濃厚で美味。

4個入って500円(税込)也。

〝1個食べれば7年寿命が延びる〟との事。

3人で行って、それぞれ1個ずつ食べ、余った1個を私が食べたので、都合14年寿命が延びた?

・・・と言う事は〝七年ゴロシ〟を受けた後、この黒たまごを食べれば相殺される訳やね。

あぁそう言えば、〝大涌谷黒たまごを象った〟オブジェの写真を撮るのを忘れた。

撮ってはいるのだが同行の家人と一緒に写っているので載せない。

 

 

もう一つ楽しみにしていたのが〝たまごソフトクリーム〟だ。

ガイドブックに載っていたのだが、見るからに美味しそうな色・・・、なのだが期待外れ。

ただのカスタード味で、尚且つ薄味ぃ~っ!

ミルク感も玉子感もほとんどしない、どちらかと言うとコクの無いジェラート。

 

 

振り返ると駐車場の向こうに富士山が見えて来た。

大涌谷を後にしたのが12時半頃。

折り返しの道路が、これがまた大渋滞!

最後尾の人達は今日中に大涌谷へ辿り着けるのだろうかと思える程だった。

次の目的地は箱根神社。

到着は13時頃。

 

 

車を置いたのが本田の背後の方にある駐車場で、坂道を下りながら来ると本殿前横の入口から入る事となった。

参拝者が列を成していた。

願い事は〝今回の箱根旅行の無事〟・・・、って月並み。

まぁ、あと家人の健康かな。

 

 

本来なら鳥居を潜りこの門を通って本殿で参拝するのが通例なのだろう。

 

 

隣りに鎮まるは〝九頭竜神社新宮〟。

 

 

 

こちらも参拝した。

駐車場迄の戻り道は結構な上り坂だったので、年老いた家人には厳しかったかも知れない。

 

 

芦ノ湖の箱根海賊船に乗船する箱根町港へ着いたのは何時だったか?

乗場最寄りの駐車場へ止めるのに周囲を2回り程してやっと入る事が出来た。

 

 

箱根町港発14時40分の便に乗る事に。

運賃は、箱根町港→桃源台港→元箱根港→箱根町港で大人1人2,220円(税込)也。

駐車場に車を止めているので最終的に元の場所に戻るにはどう買えば良いか窓口の係員に聞いたところ〝往復〟を買う様言われた。

より豪華な船内と眺めの良いデッキが御消耗なら、〝片道特別船室料金〟として800円(税込)が必要となる。

往復だとその倍か?

 

 

乗船する海賊船が迫り来る。

 

 

 

乗船の優先順位は特別室利用客が先。

乗船した船名は〝クィーン芦ノ湖〟。

 

 

出港後、振り返ると箱根町港の街並みが。

 

 

紅葉は全全全然していなかった。

まぁ、旅行代理店で予約する時に言われてはいたが。

進行方向へ次第と富士山が顔を現わして来た。

それでご覧頂こう。

 

 

 

お判り頂けただろうか?

画像奥に薄っすらと写る富士山が。

箱根神社の〝平和の鳥居〟だと思う、多分。

そう言えば神社へと参拝したけど寄らなかったなぁ・・・、何せ同行家人の運転手がセッカチだから。

箱根町港を14時40分の便に乗船したのだが、その便だと桃源台港で別の海賊船へと乗り換えなくてはならいのだ。

桟橋直ぐ隣に停泊していたが、乗り換え時間が数分しか無かった。

 

 

桃源台港15時40分頃出発して帰路に就く。

元箱根港を経由したのが16時頃で、箱根町港へと戻る。

この船はマストや甲板に海賊の人形が配置されていた。

勿論ここは〝片道特別船室料金〟が必要となる。

宿に戻ったのが17時時少し前。

途中で購入した缶ビール&缶ハイボール&乾き物で取り敢えずのお疲れ様乾杯。

そう言えば、昼食を摂っていなかった!

お腹も空かなかったから。

朝食ビュッフェを沢山食べたし、車に乗ってばかりいたからかも知れない。

人心地着いたあと、17時半から18時過ぎ迄温泉に浸かる。

やはり、いくら体が濡れるからと言って雨の日の露天風呂よりは晴れている方が遥かに気分が良い。

 

 

夕食は19時から。

本日、私が選んだメニューは〝しゃぶしゃぶ膳〟。

 

 

牛肉も柔らかく、量も食べ応えあり。

その他の品も美味だった。

ここでもグラスビールとハイボールを頼んでしまった。

20時半頃、部屋で寛いでいるとフロントから内線電話が架かって来た。

どうやらデザートが未だ残っていた様だった。

部屋へと運ぶか問われたが断った。

一休みし、21時過ぎから22時過ぎ迄、また温泉へと行った。

樋老いた家人を温泉迄誘導する為にも。

23時少し前就寝。

本日の行動予定は大きなトラブルも無く、滞り無く済んで何よりだった。

きっと箱根神社の御祭神のお陰だろう。

あぁ、心残りなのは、急遽車で出掛ける事となり、箱根登山鉄道を利用しなくなった無くなったので〝箱根湯本えう゛屋〟に寄る事が出来なかった事だ。

 

 

 

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