鑑賞日時:令和6[2024]年8月16日[金]/10:10~11:50
映画館名:新宿ピカデリー/シアター1
座席番号:P-18
映画館公開日:令和 6[2024]年 8月16日[金](3週間限定公開)
地上波初放送:
この先ネタバレの可能性有り
【2D版/日本語版】
前売券無し・パンフレット有り。
ロードショー公開初日&初回上映回を鑑賞。
鑑賞料金(特別料金) 2,000円
それにしても、鑑賞料金2,000円(一律の一般料金)に加えてパンフレット代2,200円と合計4,200円とは!
この度利用した新宿ピカデリーは初めてでは無かったが、シアター1は利用した事が無かったので映画館へスクリーンに対してセンター&目線の高さが交差する座席を問い合わせたところP列18番との事だった。
実際に鑑賞してみて、センター感は丁度良かったが目線の高さ感は少々したと言った感じだった。
スクリーンを上下に3分割してその3分の1の位置が目線の高さだったが、P列の後ろにはあと2列しか無い。
視界的には多少隙間が気にならないでもなかったがおおむね良しとする。
次回利用する機会が有ったなら、少し前の列にして見上げる感じで観賞してみるのも一興かもしれない。
台風7号が関東地方に最接近する中、鑑賞して来た。
私はSMT Membersなので、3日前の17時00分に日時座席指定券の購入(引換え)が可能だが、本作は前売券が無かった。
悪天候の不安も有ったが、13日[火]の17時00分に目当ての座席を購入する事が出来た。
それから暫くしてから混雑状況を確認しようと新宿ピカデリーのサイトをチェックすると、事前購入が出来なくなっていた!?
同サイト内のお知らせ欄を参照すると、台風接近に伴い16日[金]の事前販売を中止し、当日、インターネットからは6時00分よりと映画館窓口だとOPENの7時45分より販売となっていた。
SMT Membersになっていて、そしてそれを最大限に活用して日時座席指定券を購入しておいて本当に良かったと実感した。
鑑賞当日だが、前夜のニュース報道等でも様々な公共交通機関が計画的に運休したりとか不要不急の外出は避ける様にと散々注意を促していたので、交通機関が混乱する事を鑑みて早めに映画館へと到着する様にと自宅を出た。
10時10分上映開始なのを自宅を出たのが6時過ぎ!
まぁ、これには事情がある。
目的地迄の経路で途中に定期券を使用するのだが、その定期券がJRの〝オフピーク定期券〟なのだ。
通常の定期券より割安運賃なのだが、利用駅ごとに設定された時間帯(ピーク時)に利用すると定期券としてでは無くチャージより運賃を差し引かれてしまう代物で、それも早くに出発した要因だ。
都営新宿線の新宿三丁目駅に到着してそこから映画館の最寄りのB7出口迄結構歩いたが、それでも新宿ピカデリーのロビーには2時間近く前に到着した。
当日の天候と言えば、事、出掛けた午前中に限って言えば、作品鑑賞中は分からないにしても、自宅を出る時は小雨程度で電車に乗っている途中は雨もやみ空も明るくなり、鑑賞後に映画館を出て駅迄向かう迄も雨は止んでおり、地元最寄り駅より自宅まで歩いている際に小雨に少し風が強くなって来る程度で、ほとんと台風の影響を受けずに肩透かしを食らった気分だった。
ガルズオルムとの最終決戦〝プロジェクト・リザレクション〟を完遂したセレブラント達は、世界各地の残存部隊との戦いを続けていた。
セレブラントとして舞浜サーバーを守った〝ソゴル・キョウ〟は、雪が降りしきる冬の舞浜で目を覚ます。
「ずっと夏に居た気がする・・・。」
記憶の欠損に困惑するキョウだったが、そこに新たな脅威・オルタモーダが出現する。
自らをヒカリタツモノと名乗る〝ハル・ヴェルト〟はサブスタンスシェイドと呼ばれる未知の能力で襲って来る。
AI〝ルーパ〟の助けにより、これ迄の記憶をダウンロードしたキョウは光対装備で対抗する事になるが、これは互いの世界と存在を懸けた戦いの本の序章に過ぎなかった・・・。
監督
下田正美
キャラクターデザイン
山下明彦
鈴木竜也
田頭 真理恵
美術
海野よしみ
出演
浅沼 晋太郎[ソゴル・キョウ]
川澄綾子[ミサキ・シズノ]
花澤香菜[カミナギ・リョーコ]
===== ストーリー =====
〝レミニセンス編〟と〝オルタモーダ編〟の二部構成と言って良いのかな?
前者は〝これ迄の『ゼーガペイン』〟と言ったところで、後者が本編であり今作。
今作はテレビ・シリーズの後日談と言った位置付けでシリーズ集大成的な感じ。
ガルズオルムの並行世界(?)へのデフテラ領域実験により滅ぼされた世界のオルタモーダが、人類をガルズオルムと同類と思い込んみ舞浜サーバーを攻撃して来たと言った感じ?
もう、続編は望めないのかもと思えなくもないが・・・
『ゼーガペイン』としてはテレビシリーズと『ADP』のクライマックス、グランドフィナーレを意識した作品です。
ですが、『STA』というのは、「Alpha」つまり、ここから始まりであるという宣言ですので、これからも期待してください。(映画館販売パンフレットより原文のまま参照)
・・・監督がこの様なコメントをしているので一縷の望みは繋がっているのかも。
折角、闘いが終わり平和な世界が戻ったと思ったらまた新たなる敵が!
キーワードは〝2人のキョウ〟だろうね。
===== 世界観 =====
シリーズ全体としては全く色褪せない世界観。
難しい用語や概念等も有り、少々理解が追い付かない部分も否めないが魅了される。
根強いファンが居ても可笑しくない。
人類が滅亡し、量子データとしてサーバー内に保管されている何て最高じゃないか。
この度は、舞浜(サーバー)に変化が!
冬が訪れたり、域外へと出られて渋谷(サーバー)へと辿り着いたりと新ネタが。
リザレクションシステムは何時になったら完成するのでしょうか・・・、頑張れキョウ!
===== キャスティング =====
その他のキャスト
朴 璐美[マオ・ルーシェン]
久世美咲[ルーパ]
牧野由依[メイウー]
渡邉明乃[メイイェン]
家中宏[クリス]
井上 麻里奈[ミナト]
テレビ・シリーズより出演し続けて来た方々。
キャラクター自身がお亡くなりになってしまった方々は残念ですが、誰一人欠ける事無く何よりでした。
花澤香菜氏はテレビ・シリーズ当時17歳だったとな!
天才かっ!
===== キャラクター =====
アニメーション作品につきデザインと設定を分けて評価する。
キャラクター部門別評価
★★★★★★★★★★ デザイン ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
★★★★★★★★★★ 設 定 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
(評価:-5.0~+5.0/☆=0.5&★=-0.5)
新キャラクター
ハル・ヴェルト【河西健吾】
ツクルナ【島袋 美由利】
ギテン【寺島拓篤】
シド【花江夏樹】
バスフォーダ【石川由依】
ミルヒ【黒沢ともよ】
セフト【寺崎裕香】
トーヤ【杉田智和】
今作の敵キャラ。
敵であり犠牲者でもある。
ハル以外は、ハルより生み出された別人格?
不滅の存在で、最後はオケアノス級戦艦を複製して何処かへと去って行った。
キョウが2人登場する。
1人はこれ迄の〝生身に復活〟したキョウ、もう1人はシズノが先の闘いだったか最終決戦の後にゼーガペイン・アルティールよりサルベージした、言わば〝残滓(ざんし)〟。
===== 映像 =====
所々、説明的字幕スーパーが有るので、それを見逃すとストーリーが分かり辛くなるのかも。
ゼーガペイン・アルティール他、ホロニックローダーの光装甲はカラフルで美しい。
今作よりアニメーション作品は美術(監督)もスタッフ蘭に記載してみた。
===== 音楽 =====
オープニング曲はテレビ・シリーズの『リトルグッパイ』のリミックス版で懐か新鮮。
===== 期待感 =====
新しいストーリーのネタが有るのかなと思った。
前作より6年経過しているので、やはり作品世界的にも時代遅れなのかも知れないなとも。
===== 満足度 =====
並行世界を持って来る辺りはご都合主義を否めないが、やはり世界観が気に入っているので満足。
もう少しロボット・アニメの醍醐味を味わいたかった。
ホロニックローダー、飛んでいるばかりで・・・。
===== アクション =====
オルタモーダのサブスタンスジェイドと〝光対装備〟なる新たな武器を纏った〝生身〟のキョウとのバトル。
其々が持つ能力によりかなり苦戦させられる。
ホロニックローダーとの戦闘も。
===== SF =====
滅亡した人類と街並みをデータとしてサーバーに保管する世界。
リザクションシステムで復活したとして、果たしてそれは元の人類なのだろうか?
===== コメディ =====
キョウ(生身)とキョウ(残滓)のWキョウの遣り取り。
===== ホラー =====
該当要素無し。
===== ショッキング =====
該当要素無し。
===== サスペンス =====
死ぬ事を恐れず、仲間を犠牲にする事も厭わないオルタモーダの戦い振り。
クライマックスのオルタモーダ×ガルズオルム×セレブラントの三つ巴の闘いの結末は如何に!?
===== 謎解き =====
突然、現れたオルタモーダとは何者か?
何故、戦いを挑んで来る!?
記憶が抜け落ちているキョウ(残滓)。
自分は一体ここで何をしているのか?
シズノも記憶を失っている。
〝私は誰?ここは何処??〟状態。
===== 不可思議 =====
該当要素無し。
===== ロマンス =====
キョウ(残滓)×シズノ&キョウ(生身)×リョーコ。
過去シリーズを観ていると、シマへのミナトへの気持ちやクリスとアークの愛。
===== セクシー =====
該当要素無し。
===== 悲劇 =====
該当要素無し。
===== 感動 =====
人類の未来の為、サーバーを守って命を懸けて戦うセレブラント達。
復活のその日迄、一人リザクションシステムを組み立て続けるキョウ(生身)。
===== ドキュメンタリー =====
該当要素無し。
===== 歴史 =====
該当要素無し。