「クリード 炎の宿敵」 ★★★★~サイコーに熱いボクシングドラマ再び | そんなことより恋をしろ

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※※※ 注意 ※※※

 「シネマ報告書」には、映画の内容や核心・結末に触れる、いわゆる“ネタバレ”が多分に含まれております。

 これから観ようと思っている方は、本報告書の内容についてご理解のうえ十分注意してお読みください。

『シネマ報告書2019』の掲載にあたって

 
サイコーに熱いボクシングドラマ再び
★★★★
(C)2018 METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC. AND WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
 
(2018年/アメリカ/130分/Creed Ⅱ
 
【 製作総指揮 】
ライアン・クーグラー
マイケル・B・ジョーダン
 
【製作・脚本】
シルベスター・スタローン
 
【 監督 】
スティーブン・ケイプル・Jr.
 
【 出演 】
マイケル・B・ジョーダン
シルベスター・スタローン
テッサ・トンプソン
フィリシア・ラシャド
ドルフ・ラングレン
フロリアン・“ビッグ・ナスティ”・ムンテアヌ
ブリジット・ニールセン
 

 

【あらすじ】

 

 亡きアポロ・クリードの血を受け継ぎ、ロッキーをセコンドに世界ヘビー級のチャンピオンベルトを手にしたアドニス。恋人のビアンカにプロポーズし、幸せの絶頂にいた。

 そんなとき、かつてロッキーと壮絶な戦いを繰り広げたロシアの王者イワン・ドラゴが現れ、息子ヴィクターとアドニスとの対戦を叩きつける。ロッキーとの試合で敗北して以来、ドラゴは国を追われすべてを失い、ロッキーへの憎悪だけを糧に生きていたのだった。

 ヴィクターとの試合を受け入れないロッキーに業を煮やしたアドニスはロッキーと決別、ヴィクターとの対戦を受け入れるが、ヴィクターは想像以上の技術とパワーを兼ね備えていた―

 

 

【コメント】

 

 さて、いよいよ2019年の映画鑑賞の幕開け!ということで、一発目にふさわしい作品はこれしかないと鑑賞したのが、胸熱だった2015年『クリード チャンプを継ぐ男』の待望のパート2である本作。

 事前情報によると、なんとあの1985年公開『ロッキー4 炎の友情』と繋がる内容で、ロッキーと死闘を繰り広げたソ連の王者イワン・ドラゴが登場するとのことで、リアルタイムで観た僕としては期待は高まるばかり。忘れもしない中3の夏、地元の映画館に観に行きましたよ、『ロッキー4 炎の友情』は!当時かなり話題になっていましたからね。

 とにもかくにも、更なる胸熱を期待して「立川シネマシティ」に足を運んだ次第です。

 

 

(C)2018 METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC. AND WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
 
 いや~もう最高!熱かった!サイコーに熱かったです!世代を超えた宿命の対決、期待どおりのドラマチックで熱い映画でしたね!正直、前作よりも僕は好きかもしれません。
 ストーリー的には直球の王道だと思いますが、『ロッキー4』がドラマ薄めのボクシング映画だったのに対し、アドニスやロッキーはもちろん、かつてロッキーに敗れ国を追放されてしまったイワン・ドラゴの不遇な人生といったパーソナルな部分を掘り下げて、さらに奥深いドラマが展開されているところがいい!もちろんボクシングシーンも迫力満点の熱い展開だし、一度は縁が切れてしまったロッキーとアドニスが、互いの気持ちを理解し合い、打倒ドラゴ!で“虎の穴”で泥臭いトレーニングをするシーンも熱い!敗北を味わってからの復活という展開は、擦られまくったものではあるけどやっぱりうぉーってなりますな。
 
 いやでも、今回はイワン・ドラゴのドラマは大きかったと思いますね。試合に負けたくらいで国を追放されるとか、どんだけひでー国だったんだよーソ連。だけど、そういう国だったんですねソ連って。国を背負った戦いでしたからね。そんなことを思うと、ウクライナで貧困生活を送っていたドラゴ親子に同情してしまう部分もありましたね。ラスト、ドラゴが息子に「もういいんだ・・・」と抱きしめるシーン、そしてウクライナで息子と一緒にランニングをするシーンはかなりグッときますよ。
 
 ロッキーも相変わらず良かったな~。エイドリアンの墓の前で語りかけるシーンはやっぱり泣きそうになる。血気盛んで無鉄砲なアドニスに優しく寄り添うロッキーの懐の深さも良い。若さゆえの無鉄砲さを理解しつつ、それを優しく嗜め正しい道に導く。ラストで離れて暮らす息子の家に行くシーンもたまらない。スタローンの熟成されたベテランゆえの味があって、本作をさらに締まった作品にしていましたね。
 それにしてもちょっと驚いたのはドラゴの元奥さん。「あれ、だいぶ老けてるけど、もしかしてブリジット・ニールセンじゃね?」と思って後で調べたら本人だった。すげー、ドルフ・ラングレンだけじゃなく、ブリジット・ニールセンも出てたとは。リアルタイム鑑賞オッサン大歓喜です。
 
(C)2018 METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC. AND WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.

 

 そんなわけで、2019年一発目からサイコーに熱い映画を見せていただき、幸先の良い幕開けとなりました。

 おそらくはまた数年後『クリード3』が製作されると思われますが、流れ的にロッキーいよいよ死んじゃうのかな~と勘ぐってしまう今日この頃。それともミスターTとか登場したりするのかな~とも思ったり。

 ともあれ、また熱いボクシングドラマ期待してます!やっぱロッキーは最高のキャラですね!

 

 

【2019年度 Myランキング】(1/12時点)

 

 本作は、本年度のベスト10中1位(暫定)にランクイン。

 一発目から調子いいぞ!

 

(ベスト)… ★★★☆以上が基準

 

  1位:クリード 炎の宿敵 ★★★★

  2位:

  3位:

  4位:

  5位:

  6位:

  7位:

  8位:

  9位:

 10位:

  次点:

     

     

     

     

  (ワースト)… ★★☆以下が基準

 

  1位:

  2位:

  3位:

 

 

<その他ランク外一覧>

 


 

『クリード 炎の宿敵』の公式サイトはこちら

 

 

 

 

 

 

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