狂言を観に連れて行ってもらった
月見座頭という演目があって
残ったわ
なんでも忘れてしまう私の中に残った
座頭っていうのは勝新太郎が昔
座頭市ってやってたやん
昔 目の不自由な人は優遇されていて
高利貸しをする権利を持ってたり
何かと給付金みたいなのを
もらっていい暮らししてたんよな
なんとなくベニスの商人とかとかぶらん？
庶民は働いても働いても
税金やら公のために労働したり
まあいつの時代も大変よな
飢饉があったり病気があったりな
秋の満月の夜に
一人の座頭が虫の鳴き声を聴きに野原にきてて
ちょうどある男の人も月見に来て
月見酒をしようってなって
初対面やけど盛り上がって二人で歌ったり踊ったりして ほな帰ろうってなるんよ
で
男が急にイタズラしたくなってその座頭が
帰るところに声を変えてぶつかっていって
転んだ座頭に罵声を浴びせて逃げるんよ
座頭は「さっき一緒に飲んだような楽しいいいひともいるのに、なんと意地悪な嫌な奴もおるもんや」
って泣いて帰るんよ
全く同一人物と気付かずな
このイタズラ心ってさ〜
なんか深いよな
イタズラって言葉で合ってるんか
解説にはイタズラ心って書いてるけど
なんかな
人ってすごい複雑な生き物でな
この男は普段 座頭っていう階級に妬みがあったっていうのはわかるよな
だけど月見酒飲んだときはなんか楽しかったんやろな
個人的には恨みもないわけやし
でも酒も入ってきたし
相手は目が見えへんし弱いし力では
絶対的に勝つやん
そうなったときに人間のなかにある
残酷さが不意に出てくるんかもよな
普段の生きるしんどさや理不尽な目にあってきたことの怒りや悲しみや恨みが
自分でも思いもかけんとこで出たんかもな
怖いよな
どんな人の中にも絶対無いとは言えないやん
イジメやDVやレイプもよく加害者は
冗談だったとか遊びの延長やとか言うやんな
力ってもんはこわいもんや
虐殺や戦争も普段の生活の苦しさや理不尽さへの
人々の怒りを上手く利用して力ある人らが
仕向けていくんやで
昔の人はもう それをわかっとったんやで
なんか笑ってる
水晶リーディング中ま
都をどり
日程変更しました🍙4/29,5/2～5/4 13:00～17:00 GWイベント
@大阪サロン
お茶＆秘密のワークショップ
【予約不要】3,000円（ワンカードリーディングつき）
【要予約】8,000円（ワンカードリーディングつき）
6/8（土）東京魔法学校(5人ぐらいまで)6/18（火）大阪魔法学校(5人ぐらい)
三峰ツアー 10月19～20日
大阪鑑定・電話鑑定 スケジュールにない日程ご相談応じます
魔法学校パーソナル・ご祈祷・ご感想・その他お問い合わせはこちらまで
お問合わせ等のメールを送信する際は、
お客様のメール受信設定の制限解除をお願いします
