昨日は雨の中、三軒茶屋ヘヴンズドアにご来場のお客様!!本当にありがとうございました。 雨の月曜日なのにたくさんのお客様がいらっしゃって下さいました。本当に感謝します。



先月のヘヴンズの入りは山手線が止まってしまって遅刻してしまいましたので余裕を持って30分早く出ました。

リハは順調でした。嬉しかったことがありました。今回のグラディザウルス(エフェクターボード・ヘビメタセット)に部屋で発見したコーラスを入れてきました。 これが中に電池が入ったまんま推定30年放置されていたので動くか分かりませんでした。ダメ元で組み込んできましたが普通に元気でした。びっくりでした。

BOSSのCE-5です。調べたら1991年に新発売の商品。たぶんコンパクトエフェクターのマイブームの最後の方に買ったと思います。 コーラスはずっといらないと思って買ってませんでしたが最後に買った記憶がなんとなくあります。 もしかしたら2台持っていたかも。数年前にスタジオでコーラスを使いましたが電池ボックスのネジのところのゴムが腐り落ちて全部取れてしまいました。 しかしこの個体は新品同様に欠けた部分もなく綺麗でした。

そしてヴォリュームペダルもまた入れてみました。

今回のグラディザウルスのメンバーはこの子たちです。

 



TWITTERに箱リハも順調・・みたいなツイートをしてエフェクターボードの写真も載せたところコメントで「マクソンのデイレィ良いですよね」みたいなコメントを書いて下さった方がいて嬉しかったです。 本当に名機です。私はディレイもリヴァーヴもいらないって思ってましたが・・これは凄いです。ディレイはソロの時だけ使うものと思ってましたがそれは違ってました。 常時オンにして使ってます。もうサウンドの必需品です。

 

 

アンプは箱のJCM2000をレンタルしました。どちらにしろ機材費はかかるようです。故障が多いというJCM2000は絶滅危惧種らしいです。むしろそれより古いJCM900の方がタフで長く生き残るようです。状態は良好でした。マイク2本でPAしてくれるのもなんか嬉しい感じでした。


箱リハが16:00からでオープンが18:30だったので約2時間も空き時間ができてしまいました。

彼女と三軒茶屋デート。ヘヴンズの近くの喫茶店でコーヒータイム。俺はアイスコーヒー、彼女は紅茶。セブンというお店。老舗かと。 雰囲気がすごくあって中は予想通りレトロでした。隣のカップルさんたちもバンド関係だったような。

 



彼女と綿密の打ち合わせ。セトリを書いた紙を前にギターソロの入りとか曲の終わり方とか・・この曲はどういう構成にするかとか。 充実した時間でした。

そして日高屋にてご飯。俺は炒飯、彼女は中華そば。お肉が食べられない彼女なので中華そばに乗っていたチャーシューは俺がいただきました。 炒飯にチャーシューを乗せると一気に豪華になりました。美味しくいただきました。



オープン少し前にヘヴンズに戻りました。トップのメリットはリハが最後なのでそのまんまのセッティングで本番ができることです。

このヘヴンズには魔物がいて昔からしなくて良いミスをしてしまいます。なので今回はビールを一杯も呑まず完全シラフで。 しかし・・なんでもないところで・・ミスするはずがない息をするぐらい自然なEmのスケールが一瞬半音フレがズレるというミスをしてしまいました。 経過音としてごまかしましたが・・綺麗な曲の中ですので目立ち過ぎたと思います。2曲目の「蒼白い月」の1回目の間奏でした。

音符にしてひとつ・・時間にしてコンマ何秒かなんですが・・音を外すって宇宙の調和が崩れるというか壊れるというか・・凄く目立つこと・・ 本当に悔いが残ります。どんなに良いプレーができてもそのライヴでひとつでも音を外すと黒歴史になって嫌なライヴになってしまいます。

お腹いっぱいだったから集中力がなかったのか・・はたまたマスクから鼻の頭が出ていたので気になってて・・でも気にしないように演奏に集中しようと思っていたことが逆に仇になったのか。

 

本番前にお客様としてきて下さったRieさんが写真を撮って下さいました。ステージ写真もありがとうございます。



今回のセトリ・・新しい曲を2曲追加しました。彼女のソロの曲からの2曲「いなぃいなぃはぁ」と「バイバイ」です。 どちらも私の大好きな曲。彼女も快く千の砂で演奏することをOKしてくれました。

セトリ

(01)細胞がさわぎだしてる
(02)蒼白い月
(03)わが道を行く
(04)ハイヘイヤ
(05)いなぃいなぃばぁ
(06)ステビア
(07)地球
(08)バイバイ


「細胞がさわぎだしている」のソロでも一発目の音が思ったてのと半音高いフレを弾いてしまいました・・それはアーミングでなかったことにできた・・と思います。 しかし音がしゃぼくて・・アレ??いつの間にかギター本体のヴォリュームが下がっていたようです。今までなかったことでした。


「蒼白い月」では上記のミスをしてしまいました。もう早く終わってくれ・・という感じでしたが・・その後はもうどうなってもいい感じで無理なプレーができたと思います。指先から火花が出ているような速弾きを久しぶりにした感じでした。これが良い結果になって普段より激しいプレーができたと思います。 ライヴ後に左手の指先から煙が出ているような・・凄く熱い感覚がしばらく消えませんでした。

彼女の歌は凄く良かったです。そして彼女とのギター同士の絡みも凄く良かったと思いました。

モニターの状況も照明も凄く良くて・・手元に光を常にいただいていた感じでした。

 

ステージ衣装はAPIA40でペアで購入したミチロウさんたちのTシャツでした。

 



2番目はEZ4U(ex.8-bit.)さんでした。弾き語り。かなりやり込んでらっしゃるのが分かるアーティストさん。 スターのような華やかさと今風のおシャレな、そして夏っぽい曲たち。才能が溢れてる感じ・・今回も新しい曲たちを書いていらっしゃったそうです。



3番目はアバウトチルドレンさん。レスポールのギターヴォーカルさんとドラムさんのデュオ。 とても勢いがあってカッコ良かったです。オープン前の事前リハがなかったので本番前に音合わせ・・ いとしのエリーを演奏されていました。

 


4番目はサマンサとバスを待つさん。女性ドラムさんが歌うトリオ編成。レベルが高くてカッコ良かったです。 このバンドのギタリストさんもレスポール使いでした。今回は次のバンドさんのギターもレスポールでしたのでレスポール率が高かったです。 ドラムも凄く上手くて歌いながらとは思えないハイレベルでした。スネアの音もカッコ良かったです。




そして5番目はThe Eastern Monkeysさん。お友達のバンドでした。約6年ぶりの対バンでした。この間たまたまMONEY IS GODさんを観に行った時にも対バンで出演されていました。



ギターヴォーカルさん、ベースさん、ドラムさんのトリオ。このバンドから受ける本気(マジ)を体感しました。 パンクを超越してロックとして確立されていると思いました。3人とも命を燃焼して演奏されている・・凄いエネルギーを感じました。

歌詞も・・生き様を感じました・・生きづらい世の中、そして苦しもがく日々・・しかし明けない夜はない・・希望を感じました。




とても平日の月曜日とは思えないレベルが高いブッキングでした。素晴らしいバンド、アーティストが集まってました。


この日の詳細。

Open/start 18:30/19:00

前売/当日 ¥2,500/¥2,800

(当日18:50頃にヘヴンズさん側から5分押しで・・とのことで5分遅れてのスタートでした。)

① 19:00-19:30 千の砂

② 19:40-20:10 EZ4U(ex.8-bit.)

③ 20:20-20:50 アバウトチルドレン

④ 21:00-21:30 サマンサとバスを待つ

⑤ 21:40-22:10 The Eastern Monkeys