先月確定申告に行った2/16に読み始めて昨日の3/8に読み終わりました。

 

国分寺の古本屋で買った小説の一冊。とても不思議で面白い小説でした。

 

 

2008年12月徳間書店より発刊。

 

出だしの「はしがき」ではこの小説が実話を元に書かれているということ・・小説を書いたのが殺人鬼フジコの娘の早季子だということ・・しかし早季子の死ぬ間際にこのはしがきを書いた女性がこの小説の原文と資料を託されたということ・・このはしがきを書いている人も殺人鬼フジコの娘であり・・この小説の原文を書いた早季子の3歳年下の妹であるということ・・託された後は封印しようとしたが3年後に世に出したということ。

 

あとがきでは最後だけ事実と違うということ・・あとがきが終わって小説も終わり・・名前も記されていました。高峰美也子さん。2008年6月14日という日づけも。

 

ところが次のページには神奈川県の足柄上郡の山林で高峰美也子さんの遺体の一部が見つかった・・と。

 

 

こちらは平成表記・・私の頭ではすぐ西暦に変換できません・・西暦と平成表記を混在させているのは作者の意地悪なのかも。

 

 

もしかしたらここまでが小説の中・・ということなのかも知れません。

 

この小説の著者は真梨幸子さんと記されていますので・・この殺人鬼フジコの娘のどちらの名前ではなく・・「はしがき」も「あとがき」もその後の高峰美也子さんの遺体の一部が見つかった・・というお知らせも・・ここまでが小説の本編なのかも知れません・・・不思議です。

 

その後に藤田香織さんの「解説」が続きます・・

 

 

深く暗い闇・・こういう世界観の小説・・けっこう好きかも・・と思いました。

 

この小説には人の殺し方も詳しく書かれていました。

 

 

 


ライヴ告知。

2024/4/1.mon.三軒茶屋ヘヴンズドアにて千の砂

2024/4/21.sun.(昼)武蔵小山cool smileにて千の砂

2024/5/5.sun.池袋手刀にてmother-B

2024/5/20.mon.高円寺Oriental ForceにてSand Storm(出演未定)

2024/5/27.mon.池袋手刀にて不思議な掃除人たち・第三形態

2024/6/17.mon.池袋いつもの箱にて千の砂

2024/6/23.sun.横浜某ライヴハウスにて千の砂

2024/7/22.mon.池袋いつもの箱にてfengyujingjin【with O******* L***←まだ秘密】

2024/8/5.mon.池袋いつもの箱にてWhipp!!!生誕祭り