ついに妊娠38週を迎えることができました
スイスの街中を歩いていると、まるでめでたく「おめでとう!」とでも言うように、女性からよく満面の笑みで笑顔を振りまかれます
さて、38週最後の日に産婦人科の診療所で3回目の胎児心拍数モニタリング(NST)を行いました
ちなみに今日行った産婦人科は、私の担当医が金曜まで一週間休暇を取得しているのでもし今週分娩になった場合の代理産婦人科医としてこの日は初対面で検診の他にご紹介と挨拶をしました。
胎児心拍数モニタリング(NST)の様子
まずは20分間のモニタリングから開始。この日は5分に一度という頻度で前駆陣痛(偽陣痛)が起きていてお腹が石のように固く張っていますが、赤ちゃんの心拍には影響がなく安心しました赤ちゃんも起きたり寝たり、寝ぼけていたりを繰り返していました
モニタリング中に挨拶に来た代理の産婦人科医がとても気さくで優しい女医だったので安心しました(私の担当医より10歳程若いイメージ)モニタリング後は問診と触診、血液検査があり、問診では
痛みに弱いので陣痛を和らげる方法→呼吸法
マグネシウムは陣痛を和らげる他に便秘も解消させる効果もあること
会陰切開の予防法→指で毎日なぞるだけでも会陰部分が伸びるようになると言われた
自然に陣痛を促進させる方法→ラズベリーリーフティー(セージ茶やヒマシ油は効かなかったと患者から一週間前にフィードバックをもらった)や性交の精子によるホルモン促進(旦那の場合は感染症をそこまで気にする必要は無いとのこと)
などを話しましたが、とても優しく雰囲気も良い女医さんで安心しました
問診の後はエコー検査と触診をして赤ちゃんの様子を確認。使用している機械も新しく3D超音波もらありました
珍しく大人しく寝ていた我が子
子宮口の空き具合の検査では頭で感じ取ったのかウネウネ動いていました
先週、鍼治療へ行った際に38週にしては子供が降りてきていないと言われ、今滞在中の母親に毎日2万歩近く歩かされて足の付け根が痛い中長距離散歩を頑張っていたのですが、子宮も柔らかく、子宮口が一本指(1cm)程開いているようで安心しました
そして気になる体重は3.3kgで、一週間でまた300g程増えていてビックリ
日本の基準では標準サイズより気持ち大きめで、スイスの基準では平均サイズそのものなので不思議。(アメリカで使用されるデータはヨーロッパより更に大きめ)
↑お腹の断面図
(BIP)頭部の幅 9.22cm
(AG) 37w3d 43.0%
(PFE)体重 3348g
(AG) 38w4d 50.3%
AG (DPA) 38w6d
(LF/BIP) 77%
DFO (CT) 12.02cm
CT 34.27cm
AG 39w4d 53.3%
IC (BIP/DOF) 77%
LF/CT太ももの骨の長さ 0.21
CT/CA 0.99
症状としては、とにかく骨盤結合部分(特に右脚の内側)に激痛が走り起き上がれないので主人に起き上がったり横になったりと手伝ってもらっていますが、最近では横になるだけや歩くだけでも痛くなってきたので日常に支障をきたしています
立つとお腹の張りや前駆陣痛、座ると重たいお腹を支える背中や腰の筋肉などの痛み、横になると足の付け根が痛くなるのでどの体勢でも痛く寝不足にもなり、この時期は常に疲れています
でも最近、お風呂の浴槽で横になると(仰向けだとお腹が出るので重い)浴槽の高さよりも幅の方が広くてお腹が全て水に浸かるので、体がとっても軽くて足の付け根や腰痛などの体の節々が痛くないので本当に楽(本当はプールに行きたいくらいだけど、いつ生まれてもおかしくないこの時期に一人でプールに行くのも怖い
)
話を元に戻すと、他の症状としては生理痛の鈍いジーンと重いものが子宮にのしかかる感じだったり、子宮口?にツーンとしたりチクチクした痛みを感じるようになったこと(子宮口の開きは本人は分からないはず)、お腹が緩くなったこと、トイレが我慢できなくなったこと、排便痛、代謝が良くなったこと、食欲が増えたこと、心身の痛みも強くなって睡眠不足や疲れやすくなったこと、お腹がカチカチになって頻繁に張るようになったことなどが挙げられます。
妊娠38週のお腹
多分もうすぐ赤ちゃんの準備ができるかと思いますが、いずれにせよ今週生まれなかった場合は来週、休暇から戻ってきた担当医と陣痛促進剤投与の日程について決めるので、未知の世界で若干怖い反面、もうすぐ赤ちゃんに会えると思うと楽しみです
またご報告します