先週末は車で往復10時間以上かけて2ヶ月前のクリスマスぶりに義祖父母へ会いに行きましたニコニコしかしそこでハプニングが…ショック!あせる

早くから感じていた不安

私が妊娠中なので長距離の移動は避けたかったのですが、前回流産したこともあって義理の祖父母には妊娠21週までまだ妊娠報告はしていなかったので、面と向かって報告した方が良いと思い少し無理をして行ってきました。
 
片道5時間という長距離は足腰が痛かったものの、後部座席で横になれたので(途中一時間の休憩を挟む)少し軽い昼寝はできたのですが、問題は目的地に到着してからビックリマーク笑い泣き

日本より寒い欧州の室温は20℃、その代償とは?

ヨーロッパでは日本より寒い所が多く、ヒーティングシステムというお湯が入っているパイプが建物中に張り巡らされて室内は20℃くらいの温かい温度を保っています。雪しかし、温度を15度〜20度、それ以上に設定すると室内の湿気は40%以下になり、ひどい乾燥で喉が痛くなるだけでなく、免疫力が低下するのとインフルエンザなどの菌が活発化して感染症にも感染しやすくなります。あいにく私が2泊3日で宿泊した部屋がそんな環境下で風邪を引いてしまいました笑い泣き
 
加えて今回私は妊娠中ということで、妊娠中は通常の人の16%免疫が低いと言われているのと、今回慣れない義祖母の家で宿泊していたこと、翌日は主人の家族全員集まって朝早く起きて色々やることがあるプレッシャーがあったせいもあり朝5時まで寝付けれず、睡眠不足による免疫の低下もありました。今思えば色々度重なってタイミングも悪かったのだと思います。
 
それなのにその環境下にいたら体調は崩すかもしれないという基本的なことは知ってはいたものの、今回は妊娠してから2回目の訪問ということもあり、甘くみていました。そして案の定、妊娠中にも関わらず風邪を拗らせて熱を出すことになりますショック!

症状

症状としては、喉の痛み、鼻水から始まり、鼻づまり、咳、頭がボーっとしたり、体の痛み、寒気などで熱も今の時点で、耳式体温計で右38.1℃、左38.8℃と昨夜は37度と微熱だったのですが、今は水銀体温計で脇を測ってみると38.5度もの熱がゲホゲホ

妊娠中に服用できる解熱剤

産婦人科医には、発熱は妊婦でも飲める解熱鎮静薬のパラセタモールで解熱できるので赤ちゃんに少しでも熱の影響を食い止めることはできると言われたものの個人的には西洋の薬は信用していなく普段から嫌いなので、妊娠中は尚更赤ちゃんの命に関わることが無ければ飲みたくないガーン
 
ちなみにこのパラセタモール(欧州での商品名:Dafalgan)は、私が以前流産した後に起きた後陣痛の痛み止めとしても産婦人科医から処方されました。当時の記事は以下から見れます。
 
でも耳式温度計で38.3℃(口での検温は38.0℃)以上になると赤ちゃんにも悪影響があるみたいなので飲まざるを得なくなりました…しょぼん(赤ちゃん、外出しちゃってこんなことになってごめんね)ネットでも調べたところ妊婦さんはこのパラセタモール(米国ではアセトアミノフェンで、パラセタモールは国際一般名)は飲めると書いてありますが、日本でも同様でジョンソン&ジョンソン社から出ているタイレノール(Tylenol)が妊婦用、授乳中、新生児用にも解熱剤として服用されており、今はタイレノールの市販薬が日本の薬局でも手に入るみたいです(注意ロキソニン、ステロイド剤の服用は妊娠中は禁止注意)。眠くなる成分は含まれておらず、解熱剤の中でも小さい子供から妊婦も比較的安心して服用できる成分とされています。
 
▼ネットや薬局で買える日本のタイレノール
成分表:1錠パラセタモール300g。
用法・容量(15歳以上):1回1錠を限度とし、1日3回、服用間隔は4時間おき
 
▼私がヨーロッパで服用している同様の解熱剤
上の写真:妊娠中でも服用できるパラセタモール(上が舌下投与で舐める薬、下が錠剤
 
成分表:1錠パラセタモール量500g
用法・容量(15歳以上):4時間おきに500gのパラセタモール2錠

実は姑も妊娠中に同じ薬を30年前に飲んでいた!

私が今回熱を出したタイミングで知ったのですが、30年前に姑も主人を妊娠していた時にインフルで2度高熱があり、姑がこれと同じ解熱剤を服用して3日で熱が下がったと当時の日記を確認して教えてくれました。パラセタモールは自閉症や障害が残ったりする可能性もゼロではないと聞いたことがあるもののそれどころか、うちの主人の場合はIQもヒューマンスキルも高く、世界で上位20に入る理数系の大学院卒で頭の回転は速い。まぁ飲む人や服用量、時期、期間などにもよるのだろうけど。とりあえず、姑が30年前に同じ薬を服用して生まれた子供が問題なかったのでそれを聞いて少し安心しました。
 
ちなみにヨーロッパではよく知られるこのパラセタモールという名の薬は過去の研究論文を調べてみると、妊娠中のアセトアミノフェンの服用は自閉症に関連するという結果が出ています。この研究論文を出しているのはスペイン、ノルウェー、デンマークで妊娠中のアセトアミノフェン(パラセタモール)の摂取は発達障害を抱える子供が多いという結果に。と言っても母体の高熱でお腹の子が流産、死産、早産になるよりは良いのかもしれない。なんとか我が子が無事でいられますように。

妊娠中の高熱は産婦人科とファミリードクター?

私の産婦人科医は人気がありすぎて、営業時間以外は受け付けない、緊急診察も受け付けなければ新規患者も受け付けない産婦人科。今回も妊娠中にも関わらず熱が出ても診てくれず、妊娠中は普通産婦人科に行く必要があるのに、電話を入れたらパラセタモールを薬局で購入して服用することだけ伝えられ、それでも治らない場合は地元のファミリードクター(かかりつけ医)に行くよう催促されたから信じられないガーンでも姑曰くこっちの医者はそんなものらしい。(患者の命より自分の休暇やプライベートが大事か笑い泣き)前回は産婦人科に見捨てられて流産しても助けてくれなかったし。しかも後日ファミリードクターに確認したところ、妊婦がこれで熱が治らなかったら他の対処法は特にないと言われたので結局行っても意味ないじゃんチーン誰もあてにならない汗
 
ちなみに私のファミリードクターは以前に何度か予防接種ワクチンを間違えて多く打つなど過ちがあったので変える予定ですが、さすがに立つことすらフラフラでできないこの超体調不良な状況でこのタイミングではさすがに変えれないガーンもう最悪あと2日で妊娠22週になるので私立の病院にある緊急診療で診てもらいます。(スイスの私立の緊急診療は妊娠22週から受付ています)
 
▼過去の産婦人科ストーリーについてはこちら
 

主人に感謝

今日は主人がお昼に職場から家に戻ってきてくれて、食材の買い出しとお野菜たっぷりのうどんを作ってくれました。お茶を入れてくれたり、朝からオレンジジュースを絞ってくれたり果物を剥いてくれたり、ポカリスエットを作ってくれたり、体温計で一時間おきに測ってくれたり、薬局行ってくれたり、午後は客先でミーティングがあって少し外出していましたが、すぐに家に戻って世話をしてくれ、夜ご飯はポトフも作ってくれて、翌日朝から仕事があるにも関わらず夜中は1〜2時間おきに体温を測ってくれたりして本当に助かりますぐすん

アセトアミノフェンの効果

4時間前に服用したアセトアミノフェン1錠(本来なら2錠)で38.5〜38.8℃の熱が37.8〜38℃に収まったものの、4時間経って切れてしまったので今度は錠剤の方を服用してみました。(最初は舐める方を試したのですが口の中でブクブク泡立つ感覚が得意ではなかったので錠剤にしてみました)30分で効果が現れ、最初は毒素?熱を放出するためか汗をかきます。その後熱も0.5〜1度くらい下がり、痛みもなって体調は良くなります。そして翌日はさらに良くなり、朝から夕方まで薬なしで37℃〜38℃近くで、夕方から夜になると熱が通常は上がるので38.1〜38.5℃になったタイミングでこれ以上上げるのを防ぐために一錠だけ服用しました。なので結局2日目の夜は薬も効いていたのと元々の体温が高くなかったせいもあり、体調も良く36度後半〜37度前半に。あとは民間療法の生姜コーラも飲みながら様子を見ています。(結局この薬を服用したのは4回分の4錠だけで1.5日ですがニコ

日本でのアセトアミノフェンの摂取限度容量

ちなみに日本ではこれまでの研究や治験から効果と安全性を考えて「成人の場合、急性上気道炎の解熱・鎮痛に対しては1回 300~500mgを1日最大3回まで、1日量は最大1500mgまでとすること」となっています。また内服間隔は4時間以上あけて内服するのが望ましとされています。※持病やアレルギーなどある方も中にはいると思うので、念の為パラセタモール服用の際はかかりつけの産婦人科医に相談して頂くことをお勧めします。
 
これで2〜3日様子を見て熱が下がらないようであれば似たような症状のインフルエンザや感染症の疑いがありましたが、症状が出てから1.5日で熱が39度近くから36度台に収まった(後は鼻づまりだけ)ので、ただの風邪だったようで安心しましたパーニコニコ次回の妊娠時はインフルエンザの予防接種をちゃんと受けて予防します目その場合は赤ちゃんにも影響があるのでどうか風邪であって欲しいです。
 
明日、明後日は友人たちに会うのでしっかり休息をとって明日に備えますニコキラキラ
 

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