今日お話するのは、先月の年末年始、日本へお正月の間だけ帰省した際妊娠中でビジネスクラスを利用した時の話です。（航空券を購入した時は妊娠発覚前でまさかの初旅行が長距離フライトで運悪くつわりの時期と重なるとは夢にも思っていませんでしたが
）
）利用した航空会社はフィンランド航空のFinnair（フィンエアー）でジュネーヴ発、ヘルシンキ経由の名古屋着（帰りはJALとのコードシェア便）。これがまさかこの先の運命を変えるとは思いもしませんでした。当時私はまだ妊娠13週になったばかりで地獄のようなつわりが落ち着いたばかりの頃でした。
元々私が購入したのは10万円程のエコノミークラスのチケットだったのですが、妊娠が発覚したタイミングだったのとフィンランド航空ではビジネスクラスが売れ残った場合はオークション形式で競売にかけることができ、運良く私たちが提示した金額（最低金額の少し上）で落札することができたので融通が利くビジネスクラスに変更したという経緯です。主人はエコノミーですが
（義両親、メルシ〜
）
（義両親、メルシ〜）
フィンエアーのビジネスクラス（180度のベッドで休めます）
国際線は何かと無責任な傾向がある
先に問題点を少し話しますが、まだエコノミークラスだった頃、何度かフィンエアーとJALに連絡して妊婦用のサービスがあるか問い合わせをしたのですが、今回私のチケットがオンライン予約サイトのエクスペディアを通して購入したこともあり、予約サイトと航空会社間でのコミュニケーションや意思疎通が不十分（食事内容、機内サービス内容、ビジネスクラスへのアップグレードの手続き等の窓口は我が社は受け持っていないので他社で確認するようにと各社に他人事のように言われました
）で混乱してしまったことが最初の問題したが、しつこく連絡してなんとか両社が共有する備考欄のところに「この乗客が妊婦」という記載をしてもらいました。しかしこれが後に大きな変化となるきっかけになります。
）で混乱してしまったことが最初の問題したが、しつこく連絡してなんとか両社が共有する備考欄のところに「この乗客が妊婦」という記載をしてもらいました。しかしこれが後に大きな変化となるきっかけになります。※ちなみにJALの妊婦用サービスママおでかけサポート（JALスマイルサポート）は国内便のみ有効で、日本国内での移動の場合は妊婦のエコノミー症候群を避けるため広いスペースがある座席への変更、トイレ付近の座席の変更、ブランケットやエチケットバッグの追加、手荷物をキャビンに運ぶサービス、機内から出口まで車椅子と一緒にスーツケースなどの荷物を運んでくれる等のサービスがありますが、JALの国際便はそういったサービスは2018年時点でありません
ビジネスクラスのメリット
ご存知の通り、ビジネスクラスでは自分の好きな食事メニューをネットから選べます。そのため私もビジネスクラス変更後は早速フィンランド航空の公式ホームページからログインして、アレルギーや宗教上の理由で食事制限がある乗客向けの20種類近くある食事メニューから「妊婦用ミール」を探すのですが…無い
（北欧って妊婦さんやベビーに優しい国ではなかったっけ
）
）その後すぐにフィンエアーに電話して確認したところ、先方はビジネスクラスと知ってからか私の要望をすべて引き受けてくれました
伝えた要望としては、主に食事内容（妊婦なので完全に加熱していない食事や生物が食べれないということ。後々知ったのですがやはりフィンランド発だけあって妊婦以外のビジネスクラスの乗客はスモークサーモンのタルタルやローストビーフが出されて美味しそうでした
私はそれを眺めながら隣で蒸し野菜
ウェルカムドリンクも周りがアルコール飲料を飲んでいる間、私はローカフェインのハーブティ
）です。他の機内サービスは当日添乗員に確認するようにとのことでした。
私はそれを眺めながら隣で蒸し野菜ウェルカムドリンクも周りがアルコール飲料を飲んでいる間、私はローカフェインのハーブティ）です。他の機内サービスは当日添乗員に確認するようにとのことでした。ヘルシンキ空港のビジネスラウンジ
2018年12月末時点でフィンランド空港のFinnairビジネスラウンジはいまいちでした
食べ物はサラダ4種類、ラップサンド2種類、ポテトチップス、パン、スープがあるだけでスープ以外は数少ない簡単な冷菜のみ。デザートはあまり美味しくなさそうなパン系やクッキーのお菓子が置いてありました。お酒が飲める場合はカクテルバーが付いているので良いと思いますが、私のように妊婦の場合はお酒も生サラダもラップも食べれないのでほとんど何も口にできませんでした
（ここはお寿司もあります
）
そういえば昨日偶然ニュースで見たのですが、熊本発の「味千ラーメン」がヘルシンキ空港にできます私は中国・上海や蘇州で食べたことがありますが日本発とは思えないくらい美味しくなくて残念でした
でもヘルシンキ空港の味千ラーメンはヨーロッパ初ということもあって美味しいことを願います
私は中国・上海や蘇州で食べたことがありますが日本発とは思えないくらい美味しくなくて残念でしたでもヘルシンキ空港の味千ラーメンはヨーロッパ初ということもあって美味しいことを願います行きの飛行機は無事に着いたものの…
行きのフライトは無事に目的地まで到達できたので良かったですが、まさか帰りのフライトで手こずるとはこの時思ってもみませんでした
そもそも帰りの便はエコノミーでしたが、安定期前ということ、以前に流産した経験があったこと、実両親も義両親も心配していたこともあり、片道35万円（最初からビジネスクラスを往復で購入した場合は少し安くなる）のビジネスクラス座席への変更を検討していたのですが、なんと出発数日前には値段が高騰し、最後のビジネスクラスの座席が95万円（税込100万超え）になっていました
）になっていました（しかもこの時、何度も日本航空のJALへ電話して座席についての問い合わせをしたのですが、JAL側は帰りの便がフィンエアーとのコードシェア便のため、チケット手配やサービス内容の確認すら不可能と言ってまったく対応してくれませんでした
）
）個人的な問題
なにより私個人が問題視していたのは、実母が私を心配してその30万〜100万円する帰りのビジネスクラスのチケットを本気で購入しようとしていたこと（親不孝娘、そんなことしたら私一生後悔するし、そもそもビジネスクラスになったところで初期の流産は防げません）頑固で心配性・感情的なママを阻止するのがいつも苦労して大変しかし今回は運良く100万円するビジネスクラスはチェックイン当日には完売でビジネスクラスは結局満席だったのと（オーバーブッキングでさすがに見知らぬ人に100万円以上支払うという愚かな行為はしなかった）実母が義母に対するメンツも潰さずに話が無かったことになったので、最終手段で準備していた架空人物によるチケット手配の偽ストーリーも使うことなく無事に終わって良かった
（親不孝娘、そんなことしたら私一生後悔するし、そもそもビジネスクラスになったところで初期の流産は防げません）頑固で心配性・感情的なママを阻止するのがいつも苦労して大変しかし今回は運良く100万円するビジネスクラスはチェックイン当日には完売でビジネスクラスは結局満席だったのと（オーバーブッキングでさすがに見知らぬ人に100万円以上支払うという愚かな行為はしなかった）実母が義母に対するメンツも潰さずに話が無かったことになったので、最終手段で準備していた架空人物によるチケット手配の偽ストーリーも使うことなく無事に終わって良かった帰りは遅延で次の飛行機に乗り遅れる
帰りのチケット問題もここまでは上手くまとまり、無事安心して最初の飛行機に乗ることができました
（この後飛行機に乗り遅れることも知らずに）しかも妊婦ということで妊娠初期でお腹は出ていませんでしたが、優先搭乗させてもらえて助かりました
（この時点でエコノミーコンフォートに変更予定でしたが）ちなみにフィンエアーのエコノミーコンフォートは約8000円（機内案内＆機内支払い）でアップグレードできます。エコノミーコンフォートの内容は、
（この後飛行機に乗り遅れることも知らずに）しかも妊婦ということで妊娠初期でお腹は出ていませんでしたが、優先搭乗させてもらえて助かりました（この時点でエコノミーコンフォートに変更予定でしたが）ちなみにフィンエアーのエコノミーコンフォートは約8000円（機内案内＆機内支払い）でアップグレードできます。エコノミーコンフォートの内容は、- 数センチだけ足元が広い
- 1時間WiFiが無料
- アメニティーキットがついてくる
- ノイズキャンセリングのイヤホン利用
- 優先搭乗／優先降機
最初はエコノミーより8千円払ってコンフォートに変更しようとしたものの、私の座席の隣が空席で横になれるのでコンフォートよりも広く快適でぐっすり眠れたのでやめました
（なんとこの後私が搭乗する全フライトで私の隣の座席だけ特別に空席でした）
（なんとこの後私が搭乗する全フライトで私の隣の座席だけ特別に空席でした）でもここで新たな問題が私の乗る機体が技術的なトラブルで2時間程到着・出発が遅れ、名古屋発→ヘルシンキ着の最初の飛行機の遅延で次のヘルシンキ発→ジュネーヴ18時着のフライトに間に合わず、急遽ヘルシンキ→スペインまで飛んでそこからジュネーヴ23時着になる羽目になりました
しかも到着が遅れて次のフライトに間に合わないことは事前に分かっていたにも関わらず、私が飛行中に状況の説明、乗り遅れたことによって変更された搭乗口の案内が何もなかったのでヘルシンキ空港に到着してから次どこにいけば良いのか、空港内にいるスタッフに聞いても誰も把握しておらず、重たい妊婦の体と荷物を抱えてヘルシンキ空港を端から端まで2往復する羽目になったので、到着したらすぐに動けるように事前に何らかの方法で情報が欲しかった
（しかもヘルシンキ到着後、乗り換えなのに人が多くて一旦外へ出て再度一からセキュリティを通る羽目になり、私が持っていたチケットは既に出発後3時間が経った過去のもので国際線入口のチケット改札？で期限切れによる防犯ブザーが鳴ってガードマンに止められる始末）
私の乗る機体が技術的なトラブルで2時間程到着・出発が遅れ、名古屋発→ヘルシンキ着の最初の飛行機の遅延で次のヘルシンキ発→ジュネーヴ18時着のフライトに間に合わず、急遽ヘルシンキ→スペインまで飛んでそこからジュネーヴ23時着になる羽目になりましたしかも到着が遅れて次のフライトに間に合わないことは事前に分かっていたにも関わらず、私が飛行中に状況の説明、乗り遅れたことによって変更された搭乗口の案内が何もなかったのでヘルシンキ空港に到着してから次どこにいけば良いのか、空港内にいるスタッフに聞いても誰も把握しておらず、重たい妊婦の体と荷物を抱えてヘルシンキ空港を端から端まで2往復する羽目になったので、到着したらすぐに動けるように事前に何らかの方法で情報が欲しかった（しかもヘルシンキ到着後、乗り換えなのに人が多くて一旦外へ出て再度一からセキュリティを通る羽目になり、私が持っていたチケットは既に出発後3時間が経った過去のもので国際線入口のチケット改札？で期限切れによる防犯ブザーが鳴ってガードマンに止められる始末）良かった点は、私が座る座席の隣の席はすべて空席になるように配慮してくれたこと、乗り遅れた際に次のフライト手続きをまだ私が飛行中に全て手配を済ませてくれたこと（以前ドイツのルフトハンザ航空の時は更にずさんでしたが）、飛行機を利用する前から後のフォローまでフィンランド航空の柔軟な対応力が非常に高かったこと、サービスが良かったことはとても感心しました（飛行機は一時期、月10回半年で50回とか乗っていてフライトに関するアンビリーバボーハプニングが山のようにあるのでまた時間がある時紹介します
）
）、飛行機を利用する前から後のフォローまでフィンランド航空の柔軟な対応力が非常に高かったこと、サービスが良かったことはとても感心しました（飛行機は一時期、月10回半年で50回とか乗っていてフライトに関するアンビリーバボーハプニングが山のようにあるのでまた時間がある時紹介します）まとめ
これらは残念ながら日本航空のJALでは対応してくれませんでしたが、さすが北欧のフィンランド、サービスも品質も高く満足です
行きのビジネスクラスも帰りのエコノミークラス（隣が空席）のおかげでぐっすり眠られました
（日本国外ではあまり装着しませんが、特に妊婦さんの場合は感染予防と乾燥による免疫の低下を防ぐためのマスクは必須です
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行きのビジネスクラスも帰りのエコノミークラス（隣が空席）のおかげでぐっすり眠られました（日本国外ではあまり装着しませんが、特に妊婦さんの場合は感染予防と乾燥による免疫の低下を防ぐためのマスクは必須です）そしてなにより世界でもトップレベルで妊婦さんにもとても優しいお国柄でフィンランド航空のおかげで今回は安心して快適なフライトになったことは感謝の気持ちと忘れ難い素敵な思い出になったし、フィンランドが更に好きになりました
フィンランド航空、本当にお勧めです