3人子どもが無事に登校、登園して
ふぅー。
さぁやっとコーヒー。。。
と思った時に、
子どもがリビングに忘れ物をしている！！
先日家庭科実習の前日に
２番目の子どもが「野菜炒め」の予行練習をして
感想や工夫までびっしり書いたのに、
当日に家庭科の教科書をリビングに忘れて行ったんです。
今の私は子どもが忘れ物をしても、
一旦「がっかりしてるかな～」と子どもの気持ちを想像。
でも次に
「先生に『忘れました』と伝える学びをして来ている！」
「失敗は次につながるから、
強くなって帰ってくる！」
子どもを信じて、
子どもの帰宅を穏やかに待っています。
子どもと適切な距離を保てていると感じます。
しかし昔の私は
「残念がっているかな」
「ソワソワ、ドキドキしているかな」
「先生にめちゃくちゃ叱られてるかな」と
ネガティブなことばかりに心が捕らわれていました。
だから小2の子どもの教室まで
教科書を届けに行ったことがあります。
その後も勿論これまで子どもは忘れ物をしてきました。
さすがに届けるまでするのは過保護すぎたかな？と反省し、
今度は帰ってから
「前日の準備がまずかったんじゃない？」
なんてお小言を言っていたんです。
忘れ物にも、
忘れ物をする子ども自身にも
ネガティブなイメージしか持てませんでした。
「前日の準備はなんだったの」
「あれだけ宿題一生懸命にやっていたのに勿体ない」
「可哀想」
「困っただろうな」
しかし物事には
ネガティブな側面にも必ずポジティブな側面が存在します。
ポジティブな側面から『忘れ物』を見てみると、
「失敗した時や困った時に、
先生に伝える力をつけられる」
「ピンチを乗り越えて帰ってくる」
「次からは忘れ物に注意する行動をとることが出来る」
他にも沢山あるかもしれませんね。
失敗しない人生なんてないんですよね。
大人になって気づきました。
子どもの頃から、
失敗しないように失敗しないように
生きて来たけれど、
失敗するんですよね。
失敗が付き物ならば、
やはり失敗とうまく付き合う方が断然人生お得!!
失敗を恐れていると、
次第に何もチャレンジ出来なくなるけれど、
失敗を受け入れて、
失敗と共に生きていくと
遥かに強く、豊かな人生になると
私は思います。
アドラー心理学を学んできて
物事のポジティブな側面を見つけられるようになり、
失敗を恐れなくなりました。
だから今の私は
子どもが忘れ物をしても
心がざわつかなくなりました。
「あらぁ！可哀想に。あれだけ一生懸命やってたのに
でも・・・
強くなって帰ってくるんだなぁ
困った時、ピンチの時に、
『先生忘れました！』とか『教科書忘れたから見せて』とか
言えるようになるんだなぁ」
と感じながら、
朝のコーヒーをゆったり飲みました。
ネガティブよりポジティブな側面に注目しはじめて、
ようやくアドラー心理学の
≪宿題を忘れて困るのは私ではなく、
子どもである≫
という≪課題の分離≫が出来るようになりました。
「これは子どもの課題だ」と線引きするのは、
子どもが乗り越えて、
失敗を成長の材料に変えられると信じられるからこそ、
「ひどい母親？冷たい母親？」
なんて線引きへの抵抗感がなくなり
安心して、≪課題の分離≫が出来るようになりました。
新学期が始まって2か月。
少し子ども達も疲れが出ている時期かもしれません。
子どもが忘れ物をしても、
ソワソワしなくて大丈夫💛
イライラしなくて大丈夫💛
きっと子どもは
何とかピンチを乗り越えて
失敗から成長して帰ってきます💛
失敗は、ただの経験。
子育てが少しでも
軽く、楽しくなってもえらたら
幸いです♪
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