感謝:「それいゆ」大千穐楽日記。 | 青山郁代オフィシャルブログ「194Days」 Powered by Ameba

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舞台を中心に女優として活動しています。
ブログには日々の出来事、思った事を気の向くままに。

皆さん、こんにちは!




今日は父の日ですね。

皆さんにとっていつも以上に愛が溢れた一日になりますように!

私の父は私がブログを書くと喜んでくれます。ほぼ毎日電話していますが、ブログは一味違うようです。笑





さて、昨日の「それいゆ」東京公演日記!こちら 引き続き・・・




「それいゆ」大千穐楽日記を書かせていただきたいと思います。




行ってみましょう~!




千穐楽は12:00/16:30の2回公演!

マチソワ間が普段の公演よりも1時間短いのでハードな1日でした。



カンパニー一丸となって乗り切った感じが強かったなぁキラキラ

お客様の温かさに支えられました。


昼公演が無事に終わり・・・

ついに残り一回。

千穐楽公演前に、ヒロイン大河内舞子役の桜井日奈子ちゃんと。






鏡前がお隣で、いつも開演前に二人で“すみれの花咲く頃”を大音量で歌っていました。


今回、ワークショップ期間中は歌のレッスンもさせていただき、稽古期間中は日奈子ちゃんの歌唱指導をさせていただいたのも私にとって大きな経験になりました。







歌と言えば・・・・



歌う場面は途中から即興で歌っていました。



公演毎にその時の皆さんの台詞に合わせてメロディや圧を変えました。

想えば今までも出演させていただいたストレートプレイで歌を歌う事は多かったのですが、(くるくると死と嫉妬、ペールギュント等)


お芝居の中で即興で歌を歌わせていただく、初めての経験です。



台詞を聞きながら、

作曲の望月衛介先生が作ってくださった素晴らしいメロディをベースに途中から変化を付けていく。


最高に【生】な瞬間でした。自分自身もギリギリまで【生】でいようと、事前にメロディを考えておいたり準備はあえてしませんでした。

ストレートプレイの中で歌うシーンを作っていただけたこと、嬉しかったなぁ。









私が演じた“元内弥生”は、一言で言えば「思いやりの人」。


表には出さなくても、心の中には確固たる信念を持った女性です。



あの時代に、人気雑誌の編集部で働き、

カリスマであり絶対的存在であった中原淳一の担当になり、

しかし決して自分の意見を押し付けることなく“先生の理解者”、“世の女性たちにトキメキを発信すること”に徹し、



戦後には信念のもと婦人雑誌の編集をコツコツと続け、編集長にまで上り詰めた先進的・前衛的な女性です。






私に無いものを沢山持った人で、私にとって憧れの女性像でもありました。




元内弥生役を演じることが出来、本当に幸せでした。




(2幕 元内弥生の衣装)



オーディションを受け、合格の連絡をいただいた時の喜びは今も鮮明に覚えています。



台本を初めて読んだ時の胸の高鳴り。



初めてセリフを口に出した時のドキドキ。




元内弥生がどんな人物なのか、色んなチャレンジや可能性を片っ端から試したことも、


脚本:古家和尚先生に役についての質問をし丁寧にアドバイスをくださったことも、


演出:木村淳さんと稽古のたびに元内弥生を少しずつ積み上げて行ったことも、


大きく違った形になって、壊して一からやり直したことも、


キャストの皆さんと本編に描かれていない裏設定を共に考え役の人生を心を込めてかたどって行ったことも、


秘かに私が行き詰った時、「そっとしておいてくれた」カンパニーの皆さんの愛情も、


ワークショップの時から変わらない、いつもカンパニーが輪になって作品を良くしようと力を合わせた事も、




全てが色あせることのない、愛しい思い出です。





応援くださった皆様、嬉しいコメントやツイート等、本当にありがとうございました。

いつも元気の源でした。



ツイートは一つ一つポチっと「いいね」ボタン押させて頂きました。

「いいね」のページが宝物になりました。




(足元はスリッパですが、ラストシーンのお衣装で)




(キャスト一同から演出:木村淳さんにプレゼントさせていただいた“それいゆ卒業アルバム”)




(演出:木村淳さんが千穐楽にキャスト全員にくださった愛がこもったお手紙)





お互いを想う、カンパニー愛でいっぱいの現場で過ごしたこの2ヶ月は【美しさ】溢れる日々でした。


私もこれから「自分にとって美しく生きるとは何か?」を常に自分に問いかけながら歩んで行きたいと思います。



パンフレットにも書かせていただきましたが、今、私にとって美しく生きるとは


「あるがまま」に咲くことです。



“有りのまま”ではなく“在るがまま”。


何を有しているかにこだわったり、自分らしさを決め込むのとは少し違う、


そこに在る、存在するままの自分をそのままに生きることです。


植物のように。




ついにすべてにシールが貼られました。






(バラシのところは舞台監督さんの担当♪)








支えてくださった皆様、ありがとうございました!

この経験を“一生の、宝にします”(元内弥生のセリフより)



(女性キャストで)




「上向いて、胸張って、前!」



また、「それいゆ」の世界で皆さんの前に立たせていただけることを信じて、次のステージへ!



ありがとうございました。








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さて、


明日は2016年10月~2017年1月出演舞台「ミス・サイゴン」の製作発表です。




先日の製作発表リハーサルで。



本格始動はまだ先ですが、久しぶりの変わらぬ皆さん、そして初めましての皆さんとミス・サイゴンの名曲達を歌えた幸せ。


笹本玲奈ちゃんのお誕生日もお祝いしました♪



今回の製作発表は普通の製作発表とは一味違ったものになる・・・かも!?





こうご期待!

カンパニーの皆さま、200名のオーディエンスの皆様と共に、2016-2017ミス・サイゴンの旅を盛大にスタートさせていただけたらと思います!!“ミス・サイゴン2016”始まりますよー!


会場でお待ちしておりますクラッカー









194☆






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