2024/02/06 | made in jike

2024/02/06



自分で履く靴を自分で作っている。
雑誌で見かけた雰囲気がいいなと思うものや、ひそかにいいなと思う人が履いていた靴を自分も履いてみたいから、自分で作って自分で履く。
自己満足の追求だ。
同じ形で違う色のとか、ちょっと丈が長いのなんかも履きたくなって作ってしまう。次から次と作ってしまう。あまり早く出来ないように、わざわざ手間のかかる作り方にしてみると、今度はその「手間」が楽しくなってしまう。どんどん作る。時々作った靴を並べて途方に暮れる。そして、もう作っちゃダメだ、なんか他にやるべきことがあるだろう、などと自分を説得する一人会議が開かれる。
冬だ。
富山の冬の道はびちょびちょ(地下水を利用した融雪装置で)なので、作った靴をすぐに履けない。もどかしさ。でも、作った靴を並べて早く春にならんかな、と、ウズウズするのもいつもどおりの冬の過ごし方かもしれない。