2024/02/05

庭がある。
手入れしなきゃなと思う。
「しなきゃ」という世間的な義務感と、やってみたいという好奇心。どちらかというと後者のわくわく感の方が強いと思う。が、思う思うだけで何から手を付ければいいのか、どこに向かえばいいのか、そもそも庭の在り方がよくわからない。
とりあえず観察してみるに、所々にでかい石や灯籠的なものが置いてあったり、起伏があったりもする。これらはやはり、何らかの意図があっての配置であったり、造園?ていうのかなんなのかの設計によるものなのだろう。あと、庭らしく、なんやかやと木が植わっている。植わっている?っていう言い方は正しいのか?植えられているといったほうが良いのか。ようわからんけど、もっとわからんのは、植物の名前。それがどんな特徴を持った植物なのかがわからない。とりあえず、わかるのは松とツツジ。手入れしてない期間が長かったので、どこかから種が飛んできて勝手に生えたっぽいのやら、勢いが良すぎて繁殖しまくっているのやらで、ただでさえ見分けがつかないのにもう庭というより自然にかえりつつある荒れ地に近い。所々に垣間見える人工物が自然に覆われた遺跡の風情もあり、なんだかうかつに手を付けちゃいけないのではないか、などと、尻込みしているのかただの言い訳なのか、たぶんどっちともなのだろう。
何から始めれば良いのか。
植物の名前と特徴を調べようとおもったけど、それはそれでなんか面倒に感じる。グーグルなんたらで、画像検索できるらしいことも知っているのだけど。なんか、こうもっと目に見える変化が欲しい。なにか手入れ的なことをしたい。もうちょっと暖かくなってから。春になってから。