開かないドアを開けば十四才 | made in jike

開かないドアを開けば十四才

もう春ということで異論はないと思いますが、ここであえて少し前の耐え難き冬のことを思い出したりすると、この陽気に対する感謝というかありがたさが倍増しますジケの靴工房です。


実家から引き上げてきたもの。
なつかしい。
開かないドア。
当時、たしかこのB面でしか聴けなかった曲。


十四才。
名曲。
当時二十二才。
今四十四才。
行って帰ってきた感じ、いや違うか、十四才を聴くまでの人生の時間と聴いてからの人生の時間が同じになった。いや、だからなんなの?なんかうまいこと言えそうで言えない。
ものすごく歳をとったけど『十四才』を聴けば大丈夫。


写真はタイムカプセルやね。
たぶん、自分が還暦を迎えるなんてことは夢にも思わないのが若者と呼ばれる人たちなんだろう。


憧れから自分の名前もひらがな表記にしたって、みうらじゅんさんがラジオで言ってたような気がする。
だから何、ってことが止めどなく押し寄せる懐かしいもの。