もう8月に入っちゃってホントにもう駆け足具合がすごいなと思うけどそんなことに焦ることがなくなってしまったジケの靴工房です。

ただ、Yさんの初めて作られた甲革、このなんともいえない雰囲気。こんなのはもう二度と作れないんじゃないかという焦燥感から、やりかけの革小物の準備は脇に置いておいて底付け作業に没頭。

試しに初めての底付けをしてみましたが、そんなことはとうでも良くて、このアッパーのミシンステッチを見ているだけでドキドキワクワクしてしまうのは何故だろう。

熟練の職人技が反復動作の賜物だとすると、これは、作ってみたい!という初期衝動まるだしのミシンステッチだからでしょうか。

お渡しする前に、棚に置いて眺めてみます。
こんなのいくら見ていても飽きることなんかありませんからね。