ファストとスロウ
富山で手づくり靴を作っておりますと言いながら靴と関係ないことばかりのジケの靴工房です。
靴の手づくり教室にお越しいただいているM木さん、なにやら気になることをやっとられます。
つり込みはつり込みでもなんか丸いやつ
気になって木になってちらちらのぞき見します。
手づくりスツール。
その座面に革を張っておられる、あまりにも楽しそうでぷるぷる震えます。
あまりにも楽しそうだったので、その後自分も革クッションをぷるぷる作ってみたり。
この後、レザーレース縫いの楽しさに気が付き、かがりぬいブームへと突き進みます。
置いてみたり。
にんまりしてみたり。
あまりにもたのしそうたのしそうって言ってたら、こんなん作ってみましたって、自分で組み立てるスツールキットを作ってきてくれました。
これは脚を取り付け済みのもの。
そわそわしっぱなしで自分も革張りしてみます。
とりあえずこんなかな~って切り出したはいいものの、このままじゃうまく円に縫製できないことに愕然としてみたり。自分の縫製技術の拙さゆえか、はたまた型紙つくりの問題。どっちもだよ、というひとりつっこみをいれつつぐーっとこぶしを握り締めます。
自分用にはどうしても端革部分を使わなきゃという貧乏性?がそうさせます。
結局真ん中を開けて、丸いぽっちで穴埋めすることにします。
なんかどっかで見たことあるこの形。
サッカーボールやバスケットボールってどんなんだっけって足りない頭で考えます。
といっても、あまり深く考えずつりこみつりこみ。
たのしい。
麻糸を染めてみようと思って購入していた柿渋。
塗ってみます。
たのしい。
画像ではわかりづらいですが、渋くなりますたのしいです。
どことなく漂う昭和感。
日光に当てると柿渋の色が濃くなってくるということで、前面に出します。
「自分で組み立てるスツールと座面革張り」ワークショップ、とか。
興味ある人はおらんかね。たのしいから。