いっしょーものって何?
クリスマスクリスマスクルシマス。
ジケの靴工房(フタワ製靴店内)です。
そういえば、なんつって奥から引っ張り出した鞄。
革の部分がガサガサだったので、オイルを塗りこみメンテナンスです。
すごい。
革の風合いがハンパない。
画像ではまったく伝わりません。
ふと、「一生モノ」って、雑誌やなんかで見かけるあれは、どーゆーことなのか。
①一生(30~40?50年?はたまた60年)、使い続けられる耐久性がありますよいいでしょ
②一生(30~60年の超長いスパンで)、飽きることがないデザイン性ですいいでしょ
③一生(なんなら産まれてから死ぬまで)、あなたとともに時を刻みますなんだか素敵でしょ
どれかひとつって訳じゃなく、これらの要素がふんわりと感じられるのか、「一生モノ」。
でも、最近のテレビCM的な注釈をつけると、
※① 定期的なメンテナンスを怠った場合は、その耐久性は保証できません
※② 流行という大きな波により、タンス(棚?引き出し?)の奥に押し込められることもあります
※③ 個人の感想です
はたまた考えるに、「一生モノ」って、気が付いたら「一生持ってたモノ」が「一生モノ」であって、商品(購入前)としての「一生モノ」は、「一生持つかもしれないモノ」なので、勝手に「これはあなたの一生モノ」って決めつけられるのも荷が重い。
でも、「気が付いたら」って、その時はもう自分は死んでいるので「一生モノ」を判断するのは自分以外の人でしかない。そんなことを言い出すと、「死ぬときに持っているモノ」が全部「一生モノ」となるので、話がずれまくる。どうしよう。
・・・と、「一生モノ」という言葉を聞くと、いつも不安な気持ちになってしまうので、なるべく「一生モノ」を遠ざけて「その時モノ」でいろいろやっていこうと思います。
鞄から出てきたレシート。
都会のオアシス「サミット」。
懐かしい。


