辞表 VS 円安 | 香港OL記

香港OL記

香港の外資系企業でひっそりと働く日本人です。

金の切れ目が縁の切れ目、なら逆も然り。

カネがつなぐ縁もある!その名は円安…香港ドルは米ドルと連動しているので、私の香港ドルで支払われる給与はしっかり円安の恩恵を受けています。

 

仕事にやる気がない不良中年は今日も10時過ぎにふわっと出勤、5時頃しれっと退勤からのハッピーアワーで1人飲みをしながらネットニュースを見ていると、目に飛び込むのは1米ドル160円突破のニュース。

これを見ちゃうとさっきまで考えていた辞職の二文字も霞んできますよね?

私は世界の支店の中でも給与基準の低い日本からの異動組なので、それをベースに換算された香港給与はマーケットベンチ―マーク下の下。

気づいた2年目に鬼の給与交渉を始めたのですが、初年度2%アップ(まだ初心で騙されていた)2年目に昇進もして15%アップ(でもなんだか周りと比べて給与低いぞと気づく)、そのまま鬼の交渉を始めて3年目で7%、4年目で10%と上がってきましたが悲しいことにまだ弊社の水準以下なんです。

そんな私でも円安の恩恵で、日本支社の同じ肩書のメンバーと比べると、2倍以上の年収を今貰っています。しかも、税率は16%ちょい。

 

計算しだすと精神的にどんなにきつくても辞めれなくなる、そんな今日この頃。

ふと思い出したのが、ウータンクランという有名なヒップホップグループのCREAM(クリーム)という曲。

甘くてかわいいお菓子のクリームでもなんでもなくCash ・Rules ・Everything ・Around ・Me の頭文字がCREAMで意味は、

“世の中の全てはカネに支配されている”。私的意訳は“地獄の沙汰も金次第メーン”。

 

それがそうなら、お金が増えるにこしたことはない。

夫のおかげで住む家があっても、貯めたファッキューマネーがあっても、結局は香港ドルを日本円に換金預金する快感には代えられない。

辛いけど辞めるのは今じゃない。そんな気がしています。

 

前回のブログに続き、今回もお金の話。カネカネカネ、きっと日本ではタブーな内容なのかもしれません。

でも、Money spells freedom。金銭的余裕があれば人生の自由度も上がります!

円安のよし悪しはおいといて、海外出稼ぎ組としては多少香港の荒波に巻かれても溺れない限りは円安の波に乗らないといけないなといけないなーと思う給料日。