まさ君の、兄弟分がヘマをして
現金が必要になった。
必ず返ってくるお金だけど
今、現金が用意出来ないと。
私は、全くお金を持っていない事にした。
「30万円必要なんだけど
お前、貸してくれないか?」
「30万なんて持ってない」
嘘をついた。
「お前、クレジットカード持ってるだろう」
「持ってるけど、使った事ない。」
そのまま車で、入った事がないATMみたいな所へ
連れて行かれた。
まさ君は一緒に入ってきて、
私に説明し始めた。
私は、
「キャッシングなんて、嫌だ」
と泣いた。
もう、まさ君はヤクザの顔になって脅してきた。
「確実に返ってくる金だから。頼む」
私は今まで、風俗だったから
ローンも審査通らなかったし、
カードなんて持つ事ができなかった。
全て、現金払いが当たり前。
結婚して、家族カードという物が持てて
一人前になれたと思っていた。
でも、現金払いの癖で使用した事が一度もなかった。
足が震えた。嫌だったけど、まさ君が怖い。
「暗証番号、3回間違うとパーだからな
」
わざと間違えてやろうか・・・
2回間違えた。
まさ君はめちゃめちゃ怒っている。
間違えたと言うか、覚えていない。
旦那の生年月日を入れた。
当たった。
10万円出てきた。
「こんなんじゃ、足りないんだよ
お前、もう1枚あっただろう」
もっと、泣けてきた。
もう1枚で20万円下ろせた。
外に出て、座り込んで泣いてしまった。
「お前ってさぁ・・・
根性あるように見えて、小さい女なんだな。
泣くほど、嫌なら銭返すわ」
ヤクザは身内から潰すと周りに言われていた。
これなんだな。
夜、その兄弟分って人にあった。
お金の話なんか一言も出ない。
本当はどうなってるんだろう。
聞くに聞けなかった。
もう、別れよう。
別れ話を切り出した。
「俺も、最近おやじが組辞めるって言い出して
イライラしてた。
女とも別れていろんな事があった。
しょうがないな。お前も旦那いるんだし
お互い、幸せになろうな」
サッパリ別れれた。
30万円はもうあげた事にして
明日、一括で返済しよう。

現金が必要になった。
必ず返ってくるお金だけど
今、現金が用意出来ないと。
私は、全くお金を持っていない事にした。
「30万円必要なんだけど
お前、貸してくれないか?」
「30万なんて持ってない」
嘘をついた。
「お前、クレジットカード持ってるだろう」
「持ってるけど、使った事ない。」
そのまま車で、入った事がないATMみたいな所へ
連れて行かれた。
まさ君は一緒に入ってきて、
私に説明し始めた。
私は、
「キャッシングなんて、嫌だ」
と泣いた。
もう、まさ君はヤクザの顔になって脅してきた。
「確実に返ってくる金だから。頼む」
私は今まで、風俗だったから
ローンも審査通らなかったし、
カードなんて持つ事ができなかった。
全て、現金払いが当たり前。
結婚して、家族カードという物が持てて
一人前になれたと思っていた。
でも、現金払いの癖で使用した事が一度もなかった。
足が震えた。嫌だったけど、まさ君が怖い。
「暗証番号、3回間違うとパーだからな

わざと間違えてやろうか・・・
2回間違えた。
まさ君はめちゃめちゃ怒っている。
間違えたと言うか、覚えていない。
旦那の生年月日を入れた。
当たった。
10万円出てきた。
「こんなんじゃ、足りないんだよ
お前、もう1枚あっただろう」
もっと、泣けてきた。
もう1枚で20万円下ろせた。
外に出て、座り込んで泣いてしまった。
「お前ってさぁ・・・
根性あるように見えて、小さい女なんだな。
泣くほど、嫌なら銭返すわ」
ヤクザは身内から潰すと周りに言われていた。
これなんだな。
夜、その兄弟分って人にあった。
お金の話なんか一言も出ない。
本当はどうなってるんだろう。
聞くに聞けなかった。
もう、別れよう。
別れ話を切り出した。
「俺も、最近おやじが組辞めるって言い出して
イライラしてた。
女とも別れていろんな事があった。
しょうがないな。お前も旦那いるんだし
お互い、幸せになろうな」
サッパリ別れれた。
30万円はもうあげた事にして
明日、一括で返済しよう。
