それでも掛からない場合があります。
簡単には
エンジン始動のためには主に
1,燃料
2,空気
3,点火
が必要です。
その他にも必要なものが
ありますが
今回は1,の燃料です。
せっかくキャブレターを
オーバーホールしても
燃料がキャブレターにきていなければ
始動しません。
ガソリンタンクからキャブレターに
燃料を送るためにあるのが
燃料ポンプ。
負圧式といって
エンジン圧縮の負圧を利用して
ガソリンを送っています。
ポンプの真ん中に挿さっている負圧ホースを外し
別のホースを取り付けて
ホースを咥えて息を吸ったり吐いたりしてみますが
ガソリンは出てきません。
分解してみます。
ゴムになっており
ペコペコしています。
特に破れはなさそうです。
右の部品の白いキャップはフィルターケースです。
タンクからのガソリンはココのフィルターを通って
ダイヤフラム機構によって
必要な時にガソリンを供給します。
左の部品ですが、
栓を開け閉めしますが
そもそもエアが通らないと
動作しません。
真ん中の穴の横に僅かに小さな穴がありますが
分かりますか。
ココが詰まっていました。
燃料フィルターを取り付けて
息を吸ってみると
出ました、ガソリン。
が、しかし、
ホースの中にあったらしい。
フィルターつけてて良かった。
このあと、キャブレターをもう一度バラしました。