こんにちわ!昨日からすごい雨ですね。なんだか気分もユウウツで…。

そんなときにFT Islandを聞いて気分を盛り上げてますo(^-^)o

元気のいい曲が多くて、お話を書いてるときには大体聞いてます音譜

今回はシヌ編の後編です。このお話の時にはもちろんCNBLUEをBGMにしてましたね。

えーと、今回は大人風味です。糖度高め、かつ、シヌヒョン変態注意報出てます(オイ

どんとこい!って方はどうぞ。


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シヌとアイスを食べよう!  (2)  ~ちょっとちょうだい シヌ編~


「食べさせて」


その言葉にミニョの時間が止まった。


動かないミニョに、この反応を予測していたシヌはおかしさを押し殺し、もう一度「食べさせて」と


げる。シヌの言葉に我に返ったミニョは何度もシヌとアイスを交互に見て。


「し…シヌひょん…」


弱り切った目でシヌを見つめる。


「どうしたの?早くしないと溶けちゃうよ?」


シヌは容赦なかった。ミニョの困った顔に気付かないふりして催促すると、ミニョの眉がへにゃりと


下がる。…堪らなく可愛くていとおしかった。


付き合う前は早々に諦めた。ミニョが困ることはしなかった。自分が捧げることでミニョが少しでも


笑ってくれればそれだけで幸せだった。やりきったからこそ、潔くこの恋を諦めることができたのだ。


とは言っても、テギョンとミニョが一緒にいるところを見るのはつらかったし、気持ちの切り替えは


なかなか出来なかった。ミニョがアフリカに半年ほど行っている間も忘れることは出来なかった。


1万回は振られたような気分を味わった後に起きた奇跡。


そう…付き合えると分かったあの瞬間はまさに奇跡だった。


ミニョを正面から愛せるようになった今、怖いものは何もない。


シヌは辛抱強く待った。


分かっているからだ。


ミニョは困っているだけで、決して嫌がっているわけではないことを。


そうして目で追う。


ミニョの細くてきれいな指先が、ピンク色のスプーンでアイスをひとすくいして。


「………………どうぞ」


目の前に出されたピンク色。その上にはひとすくいの甘くて幸せなごちそう。


差し出したミニョの顔もスプーンと同じピンク色。


「ありがとう」


いただきます、と心の中で呟いて口に含むと広がる甘い味。


と、ポタリと落ちた幸せのカケラ。


恥ずかしさのためか顔をそむけたミニョはそれに気づいていない。


「ねえ、ミニョ。もう一口いいかな?今度は自分で食べるから」


さりげなさを装って声をかけると、助かったとばかりにスプーンを容器の中に収めたミニョは火照った


頬を両手で押さえようとして。


「…シヌひょん…?」


掴まれた左手。その上に落ちている一滴の雫。シヌが見つけた幸せのカケラ。


「あっ…あの…シ…っ!」


シヌの意図に気付いた時には既に遅く、手の甲に落ちたアイスを舐めとられる。


ぬるり、とした感触に背筋が粟立ち、ぶるりと体が震えた。


そうっと今までそむけていた顔を正面に戻すと、幸せそうに微笑んだシヌと目が合って。


近づいてくるのに、瞬き一つ出来なかった。


そっと触れる唇は、柔らかくて、温かくて。


「……甘いです………」


呟くともう一度口づけられて。


「うん…甘いね……」


アイスより100倍は甘くて幸せなごちそうは一度や二度じゃ物足りなくて。


ミニョ、と耳元で囁くとビクリと震える細い身体。


「足りないからもっと食べさせて…」


伝えた言葉はしっかりと届いたようで、返事の代わりにきゅっと抱きつかれたシヌは笑みを深める。


ミニョを抱き上げてシヌは自分の部屋へ向かった。


キスよりももっと甘い時間を過ごすために。



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お疲れさまでした。

だ…大丈夫なんでしょうか、とドキドキしてます(小心者)

実はちょっとしたおまけがありますので、もしよろしければこちらもどうぞ。

読んでいただきありがとうございました。




シヌとアイスを食べよう!   おまけ




そうしてシヌの部屋に二人が消えてから数分後。


そうっと開かれた二つの扉。


「…あいつらここがドコか分かってんのか…?」


「わかってないんじゃない?…しっかしシヌもやるな~。お兄ちゃん感心したよ」


僅かに頬を染めたテギョンと、満足そうなミナムは小声で言葉を交わす。


「シヌもミニョもあんまり話してくれないからさ、仲良さそうな様子が分かって良かったよ」


うんうんと頷くミナムに、はたと思い当ったテギョンはチロリとミナムねめつけて。


「おいミナム。もしかしてお前がミニョを呼んだのか?」


「そうだけど?…って…怒ってるの?テギョン」


「……ったりまえだろうがっ…!俺はこれから仕事なんだ。あと10分遅かったら………」


怒りにまかせてミナムを怒鳴りつけようとしたテギョンだったが、ふいに黙り込んでしまい、


ミナムがいぶかしげにテギョンを見つめる。


「…テギョン?」


あと10分遅かったら、仕事に遅れていた。


今日はテギョン一人だけの仕事とはいえ、もしシヌがスケジュールを把握していたとしたら。


テギョンが部屋を出る時間を計算していたとしたら。


まさかいくら計算高いシヌでも、そこまでは。


…でも、万が一そうだとしたら…。


「…………こわ…」


テギョンはぶるりと身震いした自分の体を両腕で抱きしめ、「風邪でも引いたの?」とのんきに尋ねる


ミナムをギロリと睨みつけた。





こんにちは。

一週間ぶりくらいですかね。いよいよ亀の本領発揮(?)といったところでしょうか。

今後もこれくらいの更新ペースかと思いますが、気長にお付き合いください…(ダメ人間)

今回は久々にシヌ編です。

前回よりは甘くなるといいな…と思って書いていたんですが…

どうでしょうか?ドキドキ。

長くなったので2回に分けさせていただきました。

今日はとりあえず前編をどうぞ。


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シヌとアイスを食べよう!  (1)  ~ちょっとちょうだい シヌ編~




少し寝坊をしたジェルミが「いってきまーす!」と慌ただしく出て行ったのを見送って部屋に戻った


シヌが、再びバタバタした様子に部屋から顔をのぞかせたのは5分も経たないうちだった。


戻ってきたジェルミはなぜかミニョを伴って、なにやらテンション高く楽しそうに話し、最後に感極ま


ったのかミニョをギュッと抱きしめた。


「ジェルミ!」


慌てたシヌが思わず声を上げると、ジェルミは素早く、固まって動けないミニョから離れる。


「ごめんねーシヌヒョン!じゃあいってきまーす!」


ごめんと言いながらも笑顔で出ていくジェルミに「まったく…」と呟くシヌの顔は怒ってはいない。


悪意がないことを分かっているからだ。


シヌは階段を降りると、いまだに固まって動けないでいるミニョの頭をくしゃっと撫でる。


「ミニョ、大丈夫か?」


声をかけられたミニョはようやく我に返り、ぱっとシヌを見上げた。


「あ、あのシヌひょん…!」


「久々に会えて嬉しかったんだろう。帰ってきたら言っておくけど、許してあげて」


シヌが声を上げたため怒っているんじゃないかと心配したミニョだったが、シヌの様子をみて安心した


ように「はい」と答えた。


「それにしても今日はどうしたの?予定ではお昼に明洞で待ち合わせだったよね?」


「そうなんですけど…今朝ミナムオッパからシヌひょんの携帯が壊れたって聞いて、迎えに来たん


です」


「え?」


身に覚えがなく聞き返すシヌを不思議そうに見たミニョは、はたと思い当って「あ!」と声を上げる。


「ミナムのいたずらかな…?」


「どうしてこんなことを…。すみません、シヌひょん」


弱り果てた顔で頭を抱えたミニョを慰めてから「着替えてくるから待ってて」と声をかける。


「それとも一緒に来て見学する?」


からかうようなシヌの言葉に、途端に顔を真っ赤にさせたミニョは「しません!」と顔をそむけた。



着替えを終えたシヌが部屋から出てくると、ミニョはキッチンの椅子に腰かけていた。テーブルの上に


は見慣れたカラフルな容器。


「お待たせ…何してるの?」


シヌが声をかけると振り向いたミニョは振り向き


「柔らかくなるのを待ってるんです」


と返事をしてから、そろそろかなと容器のふたを取る。


「さっきジェルミに会ったときに暑いですね、って言ったら冷凍庫のアイスを食べていいよって言って


くれて。食べようとしたんですけど、すごく硬かったんで少し出しておいたんです」


スプーンを入れると程よく溶けたアイスは簡単にすくえ、一口含んだミニョは幸せそうに微笑む。


「おいしい?」


尋ねると「はい!」と嬉しそうに答える。


ミニョが食べているアイスは最近ジェルミがよく食べているもので期間限定だと言っていた。先日


ジェルミに「おいしい?」と尋ねた時には満面の笑みで「すっごくおいしいよ!」と答えていた。


更には「欲しいって言ってもあげないからね!」と言っていたはずだ。


甘いものをそれほど欲しないシヌは「いらないよ」とジェルミに返したが。


「俺はダメでミニョにはあげるのか…」


小さく呟いた声は幸か不幸かミニョに届いたようで。


「シヌひょんも食べますか?」


食べかけのアイスを差し出され、いや、ミニョが食べていいよと答えようとしたシヌだったが。


「…うん。そうだな。もらおうかな」


ミニョの隣に腰かけただけで、目の前に置かれたアイスに手を伸ばさずミニョを見つめている。


「…シヌひょん…?」


不思議そうに見返すミニョを見つめたままシヌはにっこりと微笑んで。


「食べさせて」


その言葉にミニョの時間が止まった。



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えー・・・と、生意気にも続いたりなんかしてごめんなさい。

次回で完結でございます。

シヌひょん変態注意でございます(爆)

あーもうちょっとうまく書けたらなあ…といつも反省しているんですが、なかなか難しいですね。

こんな駄文ですが読んでいただきありがとうございました。

精進します…。

「ちょっとちょうだい」はシリーズ化してまして、ジェルミ編、テギョン編と続きます。

今回はジェルミの大好きなアイスを題材として使用しました。

アイス…私も大好きです!

おいしいよね…音譜








こんにちは。

週末ぶりでござます。

いよいよ台風が近づいていますね。

先日のライブは野外にも関わらず、スタンド席だったために運よく屋根のあるところに座れ、ライブも中止になることなく楽しめました~о(ж>▽<)y ☆


さて、本日はついにテギョン編です。

今までよりも糖度は高めとなっております。

それではどうぞ。


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テギョンとテラスで   in Night




6月半ばの夜9時。昼間は時々夏のような暑さになることもあるが、朝晩はまだまだひんやりしてい


る。


ミニョはその日A.N.JELLの合宿所に来ていた。


テギョンから星見に誘われたからだ。


「高性能の望遠鏡を買ったから来い」とやや強引とも言える誘い文句だったが、あまりにも彼らしい


リフに電話を切ったミニョは小さく吹き出した。


どんなにそっけない言葉でも、その内に秘めている感情は伝わってくるもので。


電話からでも、一日も早くミニョと星見をしたいというテギョンの様子が分かってしまった。


その時の事を思い出して小さく笑ったミニョを、隣で望遠鏡のピントを合わせていたテギョンが


怪訝そうに振り向く。


「どうしたんだ?突然笑ったりして」


「いえ、何でもありません」


慌てて顔を引き締めると、ふうんとつまらなそうな顔をして再びピント合わせの作業に戻る。


それにホッと息をついてテギョンを見ると、ちょうどピント合わせが終わったのか「ほら」と少し体を


ずらした。


「見てみろ」


「はい」


さっきまでテギョンが座っていた場所に移動したミニョが望遠鏡をのぞくと、そこには一面の光の粒。


「うわぁ…!すっごくきれい……」


「星団や星雲が良く見えるものを買った。これなら俺にも見える」


「はい!とっても綺麗に見えます!」


そう言って両手の親指を立てた瞬間、ぴゅうっと吹いた風に。


「は…っくしゅん!」


大きなくしゃみをしたミニョにテギョンは「ほら」と毛布を差し出した。


立ち上がり、それを受取ろうとしたミニョだったが。


「テギョンヒョンの分は?」


聞いたミニョに対し、あっさり「1枚しかない」と返答するテギョンにミニョは思わず「ダメです!」と


声を上げた。


「ヒョンニムが使ってください!風邪引きます!」


「デカイくしゃみしたやつのセリフか?俺は大丈夫だからお前が使え」


「でも!」


自分が芸能人であるであることを重々自覚し、体に気を遣っているテギョンに風邪をひかせるわけには


いかないと思うミニョは頑なに毛布を受取らない。


それにフンと鼻を鳴らしたテギョンだったが、何を思いついたのかニヤリと笑ってミニョに声をかけ


た。


「どうしても受け取らないつもりか?」


大きく頷いたミニョに「わかった」と返事をしてテギョンはさっきまでミニョが座っていた場所を


指さした。


「じゃあそこに座れ」


素直に従うミニョを見てもう一度にやりと笑ったテギョンは、ミニョにぴったりとくっつくように


後ろに座る。


途中から気配を感じたミニョが「え!あの!」と顔を真っ赤にしながらオロオロする様子を満足そうに


眺めてからテギョンは後ろからミニョをギュッと抱きしめた。きゃあ、と奇声を上げるミニョを後ろか


ら首を伸ばして覗き込み。


「お前が受け取らないって言ったんだろ?毛布は俺が使わせてもらう」


そう言って毛布を羽織った。


腕の中のミニョはテギョンと目を合わさず「うう…」と小さく唸る。


「ずるいです…ヒョンニム」


その言葉にテギョンは僅かに眉を寄せて。


「お前な…いつまで俺の事をそう呼ぶつもりだ?」


ん?と片眉を上げて更に覗き込むと、真っ赤な顔をしたままチラリとテギョンを見上げて小さく。


「……………オッパ」


呟くように呼び掛けると、返ってくる満面の笑みにどうしようもなく心を奪われて。


思わず顔を覆ってしまったミニョにテギョンが「どうした?」と声をかける。


「…星がいっぱい見えます…」


「両手で顔を覆ってるのに星が見えるなんて、どこに目がついてるんだ?お前は」


そう言ってからかったテギョンは幸せそうに微笑んで、もう一度腕の中のミニョをギュッと


抱きしめた。



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お疲れさまでした。

読んでいただきありがとうございました。

これでも甘くしたつもりなのですが…少しでも喜んでいただけると幸いです。

後ろからギュッは女子の憧れですよね!

今回はシチュエーション的にテギョンに花を持たせました。

本命であるシヌさんには今のところいいところなく、まるでドラマ本編のような展開をたどっていますが…(汗

シヌさんを幸せにできるよう頑張ります!