Bob Dylan 来日公演初日! | madclownの“泥の冠”

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自身の音楽活動等の記録です♪

行って参りました、我が心の師 Bob Dylan 来日公演初日。

もういろんな人がレポ書いてるし、

この時点で4公演終わってるので遅ればせながらですが…



前回 2010年の来日は「日本だけ特別のライヴハウスツアー」という事で

津々浦々回り、東京はお台場のZepp Tokyo


今回も同じ試みで東京公演は後に出来た近くのZepp Diver City

ここに入るのは初めてで、若干小さめで小綺麗な印象。


過去の来日に比べ一番充実してるような気がするグッズ売場。
でも金欠状態のためパンフのみ購入 (T . T)
Tシャツはほとぼり冷めた頃にヤフオクで買うことにします(笑)



席はスタンディングで整理番号順の入場。
前回の来日の時はなんと一桁の番号だったので、
ディランのほぼ正面二列目の位置!目があった気さえした\(^o^)
今回は400番台の割には近く、左側の柵の5列目程の場所を確保した。


今までは新旧取り混ぜ、毎回目まぐるしく曲目を変えていたディラン。
去年あたりから意外にもセットリストは固定されたらしく、
4公演を終わったところで日替わり曲は1曲だけ。


最新アルバムの「Tempest」から6曲、2000年以降の曲が半分以上…
近作はあまり聴き込んでいなかったので反応できず (~_~;)


そして毎度の大胆なアレンジで、知っているけどリストを見るまで
わからなかった曲が2曲も…これはもう大反省。
でも「Tangled Up in Blue」、「Love Sick」、
Simple Twist of Fate」と大好きな曲が聴けて非常に良かった。


あと楽しめた要因としては「Tempest」の楽曲が思いの外良く
(そういえば発売時に50年目にして最高傑作、という前振りがあった)
もっとちゃんと聴いておけば良かった、更に反省であります。


アンコールはジミヘンで有名な「All Along the Watchtower」。
タイトなリズムとシンプルなコード進行がやっぱりカッコいい!


そしてオーラスは超有名な「Blowin in the Wind」、
なんとロッカバラードに!この曲をここまで大胆に変えたのは
初めてでは?!  このなんというド渋さにヤられてしまいました…



相変わらず彼のバンドはストーンズともまったく違う大人の演奏で、
コクがあるのにスウィングしている。


確実にビートを刻む地味なのに相当カッコいいドラムや、リードギター
なのに全然しゃしゃり出ない元アイドルのチャーリーセクストン。

美味しいフレーズもイマイチ聴き取りにくかったのが残念。
2001年の来日に彼はメンバーにいたが、彼の現在を誰が想像したか?!


今回はディランの声が絶好調、との声が多いがまさしく。曲が終わる度の
「サンキュー」以外に喋ったのは、一部の最後に休憩を告げた時だけ。


最後までメンバー紹介さえ無く、すべての演奏修了後にはメンバーが
ステージに横一列。誰も礼をすることも無く会場を見渡し歓声を浴びる。
なんてクールなんだろう… 特にディランのドヤ顔が忘れられない。


そういえば、開演前の列では近くから
「前回の来日は Like A Rolling Stoneしかわからなかった」という声。
帰りには「アンコールしかわからなかった」という声。

皆さんそれ程詳しくないのに伝説の人物を観たかったのでありましょう。



最後にディランといえばこの人。
菅野ヘッケル氏による、詳しくて優れたレポートを。

http://www.sonymusic.co.jp/artist/BobDylan/info/438475





さて、madclown次回のライヴは「F」最後の出演。


426(土)「アコースティックダイニングF


“甲斐バンドな夜”    共演 篠田精一   19:30過ぎ~