前回の続き。
リアホイールの超難関、ボルトの取り外しが終わって一安心したところで、ハブベアリングも交換するぞ。
取り外す前のリア側のベアリングはフロントに比べて少し動きが固くなっていた。
カラーも随分錆びてたし、水が入ったのか?雨の日は乗らないはずなんだけどな。
ベアリングは外側が締まりバメで内輪側は相当すき間バメ。実測はしてないけどユルユルなので、恐らく毛細管現象で中に水分が入ったのではなかろうか?というのが素人予想。

リアにはフロントと違ってオイルシールも無いし、そもそも湿気を防ごうなどという設計思想はないのかな?動きが悪くなったら交換。ってことで。
なら最初から両シールにしてくれ~とは思いますが。

ベアリング取り付け

ということで国産品の両シールベアリングに交換。
外したボルト無くさないように仮付けしてあるけど、悪名高い純正ボルトは交換します。
低頭六角ボルト M8×20mm P=1.25 12本を手配して、年末の作業は終わり。
近所のホームセンターはネジの種類少ないので、最初からネットで手配したんだけど、ネジのクセにピッチが記載されていない。
すごく不安なんだけど、何にも書いてない。ってことは並目だよね?
この間近所のホームセンターで何気なくボルトを買って帰ってパッケージを開けたら細目だったのがトラウマになったので。。。よく確認しない私が悪いんですけど。
悪名高いリアホイールの作業を始めるよ。

今回の作業の目玉になるリアブレーキディスクの交換。
なんでそんなもの替えるのか?
って言うと、ディスクが割れているから。
リアディスク

写真だと判りにくいんだけど、穴のところを起点に割れてるでしょ?
これが徐々に進行してて、内側から外側へ貫通するのも時間の問題。
貫通するとどうなるのか?わからないけど、なんか怖いよね。
走行中にリアロックしても対処出来る自信ないし。

なんで割れたのか?真相はわからないけど、ブレーキの引き摺りで熱が加わって、焼きが入ったんじゃないかな?
というのが素人予想。まぁ中華クオリティですからね。
国産に替えるのが最善ですが、互換性のある部品がなさそうなので、今回は以前手に入れた純正部品に交換します。

それで用意した工具はこちら。
揃えた工具

何をそんなに大袈裟に。
とお思いでしょうが、ネットの情報によればマダスのリアホイールのメンテは大変なのです。
ブレーキディスクとスプロケットを止めているボルトの強度がとにかく弱く、更に強力なネジ止め剤を使っているいらしく、すぐボルトが折れ込むんだとか。
アルミのホイールにボルトが折れ込んでヘリサート。
想像するだけでゾッとします。何とか回避したいです。

恐らくネジ止め剤は耐熱温度低いと思われるのでバーナーで焼き切る作戦。
アルミホイルの塗装ダメージが気になるところですが、無視して進めます。
六角穴付きボルトは六角レンチという工具の性格上、よれた力がかかりそうなので、インパクトドライバーを使います。
固着したネジは叩いて、衝撃で肌分かれさせるのが緩めるための常道。

ウンチクはさておき、
バーナーでボルトの頭をガンガン焙ると徐々にイヤな臭いが立ち込めてきます。
恐らくネジ止め剤が炭化しているのかと。
十分焙ってネジ止め剤が焼けたと思われるところで、インパクトドライバーで味聞きすると少しづつ緩るんでる。これはいける。
と思いきや、途中で固くなってきたので、もう一度焙って再スタート。
なんとか、折れずに取れました。

で、結果的に
奇麗に取れた

ブレーキディスクとリアスプロケットどちらもボルト折れずに取れました。
慣れると意外と簡単でしたが、運がよかったんでしょう。
スプロケットの交換予定はないけど、将来もう少し高速側へ振りたい時にまた面倒なので、今回ボルトだけは交換します。

山は越えたよ。
フロントホイルのハブベアリング交換に着手したよ。

たいした事なさそう。と思うでしょうが、ド素人がこれを始めるのはなかなか大変。
まず、ホイル外さないといけない。
ホイルを外せばバイクは倒れるのです。ホイルを外した時にバイクを支える方法が必要なのです。

作業中バイクを支えてくれる暇人も居ないので、スタンド購入を決意。
アストロ工具の安売りを待って、センターをリフトするタイプを手に入れた。
安売りでも¥6,000くらい。痛い出費です。

で、やっとホイルが外れた。
ベアリング抜き取り

こういう外輪が締まりバメで入っているベアリングを抜くのは結構大変なのだ。
通常、ベアリングプーラなる専用工具で内輪を引っ掛けて引っ張るんだけど、
ベアリングプーラーは一万円以上する高嶺の花。

インターネットではコンクリート用のアンカーを使う手が紹介されていました。
コンクリート用のアンカーは一個百円程度。迷わずアンカーを使う事に。
どうやるかって言うと、ベアリング内輪径 15mmより少し小さいアンカーを買ってきて、
ベアリングの内輪にかかるところでアンカーを広げて、後は叩くだけ。

で、抜けました。(結構、苦労した。笑)
上の写真では表からアンカーを入れてるけど、叩くと広がるように裏からアンカーを入れたほうがうまくいく。

部品の並び

入っていた順番に並べてみた。
ベアリングの間にカラーが入るんだけど、ホイールの穴はもの凄く大きな穴なので、
カラーの位置決め用?と思われるゴム部品が一枚入ってました。
純正のベアリングは5000kmが寿命。と聞いてたけど、実際まったく問題なさそう。
片側シールなので、水の浸入でグリスが流れるんじゃないかな?
私は雨の日は乗らないし、水で洗車もしないからか?ベアリングは健全でした。


ベアリングは健全だったけど、内輪側を叩いて外したので再使用は無理。
もし出来てももちろん交換するけど。
両側シールの国産品。(本体に記載は無いけど、箱に Made in Japan の文字。)
ベアリング取り付け

これでフロントホイルは終了。
マスターシリンダーを掃除するためにリザーブ側からエアを吹かしたんだけど、キャリパー側へ抜けない。
リザーブ側とキャリパー側が繋がってないからブレーキ離した時にキャリパーの圧力が抜けないんじゃないか?
疑わしいのでマスターシリンダーのリザーブタンク側もばらしてみた。



お???
リザーブ側とキャリパー側を繋ぐ穴が小さい。(写真の上の方)
これって施工不良?
ついに引き摺りの原因発見か?

などと舞い上がってたら、ここの穴ってこんなもんなんだね。
だってフロントも同じかもっと小さい穴だし。

後ろの穴はピストン押したり戻したときの圧力逃がしのはずなので、大きくて不都合ないと思うんだけど、前の穴は大きいとまずいのか?
ピストン押したときはピストンのシールで塞がれるので関係ないし、戻した時はこの穴から圧がリザーブ側へ抜けないと駄目なはず。
液体は圧縮してもほとんど体積変わらないので、圧力を抜く時に逃げる量は少なくても大丈夫だとは思うが。

大きいとまずい理由がないなら広げてやろうか?と一瞬頭をよぎったが、素人判断は危険なのでそのまま復旧。

マスターシリンダーとブレーキペダルの位置関係が悪いのが引き摺りの原因。
という情報もあるんだけど、やっぱそうなのかな?
リンク部分はローラーになってるから、あんまり関係なさそう。と思うんだけど。
納車時、フルードのエア抜きが出来てなかったし、これが原因か?

あとは部品らしい部品がないだけに、どうもスッキリしませんなぁ。
おもーい腰をやっと上げてメンテナンス始めます。
梅雨に入ったら始めよう。と思ってたのに、いつの間にやらもう秋ですね。笑
夏は割と乗ってたからね。^^;

今回はリアブレーキの引き摺りとローターの割れの対処、
ホイールハブベアリングの交換と、エキパイのガス漏れも直すつもり。
どうせならまとめてのほうがいいかな?
と鼻息荒いけど、欲張ると途中で挫折しそうな予感。。。

とりあえずネットで色々情報と小道具を集めて、ブレーキからスタート。
以外と簡単にキャリパーは外れて分解まで終了。




まずフロント。



次にリア。

フローティングピンっていうのかな。キャリパーがスライドするとこ。
少し錆びてる。これが引き摺りの原因か?バラす時も少し固かったし。
でも、最初から錆びてたわけでもなかろうしね。
どうせならキャリパーシールも替えたいけど、適合部品がわからないので今回はパス。

フロントは調子いいので、マスターシリンダーはそのまま使用。
リアは分解してみました。


特に悪いとこはなさそうなんだけどなぁ。
強いて言えばピストン押すとこが錆びてるね。