8月12日の夜、我が家で何が起こったのかをお話ししたいと思います。
その前に、なぜここまで家族との関係が悪化していたのか、概略を。
5月の末に、些細なことから母と喧嘩になり、口をきかなくなりました。
最初は数日経ったら期限を直すつもりだったのですが、
逆上した母が勝手に部屋に入ってきたり、
ベッドで寝ている私が声を発するまで布団を剥がしたり身体を小突いてきたりと
ペット以下の扱いを受けるようになった為、
(因みに同時期に口内炎の切除手術を受けたのですが、手術当日
無理やり私の口をこじ開け手術跡を見て高笑いしたこともありました。)
いつもお世話になっている支援相談員さんや就労移行支援事業所に
相談をしました。
そこで事業所の職員さんが
「じゃあお母さんと直接お話して、過干渉を控えるように伝えましょう」
とおっしゃってくれたので、お任せすることになりました。
が。施設に呼ばれた母は1時間の面談中一切職員さんの話を聞かず
少し前に亡くなった大叔母の話など自分のことばかり話しまくったそうです。
職員さんは何度も(少なくとも10回以上は)過干渉を辞めるよう
アドバイスをしたそうなのですが、面談が終わり自宅に帰ってきた彼女は
まず真っ先に私の部屋へ(無断で)押しかけ
「お母さん、これから何すればいい?」
・・・その話を、面談に同席していたスタッフさんにしたところ、
大きく肩を落として
「あの方はたぶん何を言っても無駄でしょうね。」
と無力そうに呟きました。
そこから3ヶ月、家庭内で完全に生活を別にしていたのですが、
その事態を憂慮した弟が仲を取り持つ形で、家族会議を行うことになりました。
まずは当たり障りのない話から、障害者手帳を申請・取得したこと、
障害厚生年金の申請を進めるものの書類集めで難航していること、
就職活動を進めているけれどもなかなか上手くいっていないことなど
近況を話し、そして仲を修復する具体的な話に入りました。
しかしここで、両親と私の条件が折合わなくなります。
あくまで「家族としていつも一緒に何でも話し合ってやっていこう」という父と
(意訳:お前は我々の所有物だから好きな時に好きなように遊ばせろ)
もうすっかり疲弊しているので基本的に別々の生活を送りつつ
医療費等の援助だけはして欲しいと希望を出した私の間で
とにかく一歩も歩み寄れない状態になりました。
そこで、私がどれだけ母に失望しているかを、
5月に母が施設に行ったものの話を全然聞いていなかった話題で訴えました。
すると母が、
「何で?施設に行った時は職員さんからシステムの話しか聞かなかったし、
お母さんは『判りました。』って一言しか言っていないよ?
それの何処がいけないの?」
と、あたかも事実を改竄したかのようなことを真顔で言い出しました。
すると父も弟夫婦も母のその訴えを完全に信じてしまい、
「お前はそんな、赤の他人の言う事ばかり信じて、お母さんを悲しませるのか?」
「幾ら福祉のプロとはいえ、所詮顧客の前ではヘラヘラと良いことしか
口先で話さないだろ?それともお前は施設の信者か?」
などと怒り出し、更に話し合いが纏まらなくなってきました。
挙げ句の果てに、それまで落ち着いて(と思っていた)話していた弟が
いきなり
「・・・だからてめーはいつまで経っても役立たずのニートなんだよ!!」
と怒鳴り出しました。
私は大きな声が苦手なので、突然のことで動揺するのを抑えつつ、
この場にいてももう話は纏まらないから自室に帰ると告げたところ、
「あぁいいよ!どうせてめー金ねーから、数日も経たないうちに
泣いて詫びいれてくるだろーけどな、ハハハハハ!!」
と暴言を吐いてきたので、もういたたまれなくなりリビングを出ました。
そのまま錯乱状態で支援相談員さんに電話を入れましたが、
夜遅かったので繋がらず、一睡もできずに夜を過ごしました。
翌朝相談員さんから電話がかかってきたので昨夜の話をしたところ、
「とにかく今そこにいるのは精神的に危険だから、今すぐ家を出なさい。」
と言われた為、とりあえずの荷物を持ってすぐ家を出ました。
で、その足で、いつも通っている就労移行支援事業所に行き、
複数名のスタッフさんと相談したり、睡眠を取らせて貰ったりしました。
スタッフさんには色々と打開策を探して戴いたのですが、
すべての手段がどうしても「同居家族の許諾を得て行う」ことになる
現在の行政の手続きがネックになり、実現が難しそうでした。
例として、
1. 一時的な生活保護を申請し、就職するまでの生活費を補助して貰う
→まず両親に支援要請がいき、どう考えても拒否されるので難しい。
2. DV被害者を対象としたシェルターへの入居
→現在住んでいる市には数日間の短期入居施設しかなく、
根本的な解決にならないうえ両親を逆上させかねない。
(しかも入居にかかる手続きが面倒で数週間かかる)
3. 公的な組織からの借金
→両親が世間一般の平均値よりも収入が多い為、まず許可が下りない。
仮に下りたとしても、これも同居家族の許諾が必要。
などを紹介して貰ったのですが、どれも実現に程遠い状態でした。
次に市役所の障害福祉課へ行き、居住地域担当のケースワーカーさんと
面会してきました。
そこでも状況を説明し、打開策を乞うたのですが、
上に挙げたような手段しか出てこず、結局どうにもならずでした。
個人的にはケースワーカーさんに自宅へ行って貰い
両親と話して貰うことも希望したのですが、
それは上記の「お母さん何すればいい?」と同じことを繰り返すだけなのと
両親を逆上させ私に返ってくるだけなので勧められないとして却下されました。
「ところでご家族から、就労移行支援事業所に電話とか来てないんですか?」
とケースワーカーさんに問われたのですが、来ていないと告げると、
「それもおかしいですね、普通お子さんが家に帰って来なかったら、
勤務先やら学校やらに問い合わせるものですよね?
恐らくご両親的にそんなに大ごとだと思っていないか、
あなたの決意を軽く見られているかのどちらかですね。」
と言われました。それはまさにその通りだと思っています。
そのほか最終手段として、かかりつけ医に相談した上で、
措置入院をする(よう、診断書を書いて貰う)ことも勧められたのですが、
流石にそれは事が大きくなり過ぎているようで、今はピンときていません。
もしそこまで心身ともに削れていたら確かにそんな期間も必要かもしれませんが、
今のところは年金申請や就職活動を早く進めたいので
「何もできない時期」が出来ることが若干ネックになっています。
どちらにせよ、かかりつけ医に相談したいところではあるのですが、
お盆期間で休診していて、20日からしか開いていない為何も出来ない状態です。
そんなこんなで家を逃げ出して4日。
ネカフェやユースホステルで寝泊まりするものの悪夢にうなされほぼ寝られず、
昼間通っている就労移行支援事業所で寝たり吐いたりトイレに篭ったりして
ほぼ職業訓練も出来ない状況が続いています。
所持金が少ない為、格安宿泊施設の利用にも限度があり、
20日に病院へ電話を入れるまで果たして身体が保つのかが不安です。
幸か不幸か、まだ私は「死にたい」という境地には達していないので、
なんとか頑張りたいのですが、そんな心も折れてしまいそうです。
どうか、これを読まれた方がいい案を提供してくださることを夢見て、
この記事はこのくらいにしたいと思います。