主演のヒュー•ジャックマンが大好きなこともあり、公開中の映画を見てきた。

よくできている映画だと思うが、何しろ2時間半に長い話を詰め込み放題かつ駆け足のため、心理描写などが浅く、感情移入がし辛かったのが勿体ないところ。質の良いあらすじといったところだろうか。映像も美しく素晴らしいので、いっそのこと3部作にでもしてしっかりと作り込んで欲しかったと思ってしまう。

ところで、ヒュー•ジャックマンがあんなに歌える人だとは知らなかった。これには本当に驚いた。主要キャストの中では、ジャン•バルジャンのヒュー•ジャックマン、司祭役(レ•ミゼラブルの舞台初演からジャン•バルジャンを演じていた方らしい)とエポニーヌ(舞台でエポニーヌを演じてこられた方とのこと)以外の歌唱力(と歌唱に伴う表現力)が私的には残念な感じだった。特にコゼットが残念賞。

物語にどっぷり浸ることができなかったお陰で、あの時代のフランスと同時代の日本のことを思ったりしてみた。江戸時代で開国をするぎりぎり前。日本の方がよっぽど人間らしい暮らしをしていたのではないかと思う。民衆の貧しさの度合いや清潔度を比較するだけでも。

日本の良さを改めて見直したいと、あらぬ方向に思いが、、、。