残暑お見舞い申し上げます。遅い梅雨明け、立秋、涼風至…。毎日増え続ける新型コロナウイルス感染者数。わたしは相変わらず、外来に行く以外はうちでリハビリ。家事も大分できるようになりました。階段怖くて二階にはまだ上がれてない。

相変わらず読書や配信動画をみて気分転換。この鳴神もみましたぁ。


20年前の新之助時代の海老蔵の鳴神上人は、声も姿も予想外に立派で、菊之助の雲の絶間姫ともども、それはそれは美しい。

辰之助の 土蜘蛛 では新之助は源頼光朝臣、菊之助が胡蝶。

たぬき、築山殿始末 は衛星劇場で観ていました。たぬき の12代目團十郎の柏屋金兵衛はとてもよく、好きでした。妾・お染の秀太郎の濡れ場の演技が生々しくて衝撃的で、今も秀太郎をみるとこれ、思い出してしまいます。

築山殿始末 は12代目の初演出作品。大佛次郎が11代目團十郎のために書いた数多くの作品のひとつ。新之助は家康の長男・信康。12代目が家康。田之助が家康奥方、信康母・築山殿。これはまた見たい作品のひとつ。

菊之助の 鏡獅子
胡蝶が壱太郎と新悟ちゃん。
局に松也、老女に父・松助。
最初の大広間の場面で二人並んでる。

木下順二の 彦市ばなし
辰之助の彦市
巳之助が天狗の子
新之助の殿様…まさかの馬鹿殿。

三之助では、最後になるかもしれない公演と書かれていました。2002年5月辰之助は4代目尾上松緑襲名。2004年5月6月新之助が海老蔵襲名。


このときの 筋書 を偶然みつけました。舞台写真入りで、想像を膨らまして楽しんでいます。

それにしても、毎月通って見てた生の舞台がみれずにいる今のわたくしめ。みればたちまち元気になれてましたのに。

二重、三重、いやもっと、たいへんなことが重なったのはわたしだけではないでしょう。でもわたしの場合は日にちがお薬、少しづつ前進。新しい日常を、新しい形で社会生活を営むのかは、いまだ未知。チケットひとつ予約するのもまだ悩ましい。

そんなこんなで、苦しいときも、歌舞伎をよすがに  心楽しく過ごせるときだってある、ことに感謝です。本もたくさんありますし。知らないことが多いのも幸いしてます^_^。



昨夜は これみて真夜中に声だして笑ってしまいました。



めざせ1日1笑 笑う門には福が来る