東京国立劇場での文楽5月公演は
国立文楽劇場3周年記念公演で、
通し狂言 妹背山婦女庭訓で、せっかくの通し狂言、一日中国立劇場に篭り通しでみました!ものすごい充実感!素晴らしかった!

5月はバラの季節だからうちのバラ、夫とのバラ園巡りも忙しく、歌舞伎座では團菊祭、初日・中日・千穐楽だけしか行けなかったけど^_^楽しかったなぁ團菊祭。

楽しみにしてた歌舞伎シネマはワンピース♡は応援上映も含め二度も行ってしまった^_^。町会役員の仕事済まして駆けつけた花道会セミナーは錦之助さん。

29日の野澤錦糸さんと竹本千歳太夫の素浄瑠璃の会で、5月の予定も全て元気に楽しく参加できました。長い長いゴールデンウイークもあったし、母の日もあったし、私の母を囲む会もやったし^_^、はぁ〜〜青息吐息^_^。

そんな5月にこのご本に出会いました。やっと昨日読み進めることができました。

「妹背山婦女庭訓」や「本朝廿四孝」などを生んだ人形浄瑠璃作者、近松半二。江戸時代、芝居小屋が立ち並ぶ大坂・道頓堀。
大阪の儒学者・穂積以貫の次男として生まれた半二こと成章。末楽しみな賢い子供が、浄瑠璃好きの父に手をひかれて、芝居小屋に通い出してから、浄瑠璃の魅力に取り付かれ、阿保ぼんと化す^_^。近松門左衛門の硯を父からもらって、物書きへの道を歩みはじめる…

今日読んだのは、奈良、大和を舞台にした浄瑠璃はやまほどあるのに半二がはじめて生駒の山を越し、幼馴染の嫁ぎ先・三輪の酒屋を訪ねる旅。そこは妹背山の舞台、春日大社で神鹿と出会い、十三鐘の音を聞き、吉野川を挟んで向き合う妹山、背山を眺め…みるもの、聞くものすべてが舞台にみえてくる半二。あちらとこちら、この世とあの世、表と裏…男雛に女雛…だがまだ、妹背山婦女庭訓は生まれない。このとき生まれたのは 役行者大峰桜(えんのぎょうじゃおおみねさくら)。いやしかし、この演目で近松半二は浄瑠璃作者として世に出たそうな。

作者の大島真寿美 さんの文章は、「語り」のようで心地よくすらすらどんどん読み進む。

面白い!








この子らも早く読みたい。



10月海老蔵のオイディプス王ですので、久しぶりのギリシャ悲劇。古典は日本のものも、ましてやオイディプス王は古代ギリシャ。すこしウォーミングアップしておこうかなと。いや、オイディプス王をいままた読むきっかけができたこともありがたいです。


と、いいながら溜まった録画をみながらblog^_^ 


パーフェクトワールド これが一番好きだわ。