katsunokoさま、いつもありがとう。コメントを再録し、こちらからお返事させていただきます。

 

”つい先日、日本からご主人の仕事でアメリカに引っ越して来られた家族がいます。上の2人のお子さんは日本でインターナショナルスクールに行っていたので、英語も問題無く(あっても発音位?)現地校にも溶け込むのが早かったそうですが、末っ子ちゃんは本人の希望で日本の公立小学校に通っていたそうで..アメリカに来て英語が話せないことで誰からも話しかけて貰えないと大変苦労していると聞きました。

国が違うと子供の間で流行ってることも違いますし、何よりも「日本人?ふーん。でも何言ってるか分からないから」でお終い。日本みたいに先生が気に掛けたり【転入生を面倒みて世話を焼く子】なんていないから、自分から入っていかないとボッチ確定だし、そのポジションを変えるのも英語が話せないと話にならないでしょうし。中々ハードルが高いなと思いました。”

 

ここから私。

23年くらい前に当地のアメリカンスクールでフルタイムで勤務していて、そこで『海外帰国子女』という月刊誌を送っていただいて、いろいろものすごく勉強になったのですが、

 

海外というよりアメリカかな、アメリカでは

 

「助けてください」と言われてもいないのに手を差し伸べてくるひとは稀、とありました。

そういう文化じゃないから。

 

小さい子どもや身体に障がいがある方などは別として、いいオトナであれば困っていれば周りに自分から助けを求めるだろうし、こちらから世話を焼くのは失礼にあたることもあるから・・・という内容でした。

 

(【転入生を面倒みて世話を焼く子】は、日本人が複数いるようなクラスでは先生がアサインすることもあるみたいでした。)

 

「日本人?ふーん。でも何言ってるか分からないから」でお終い というのは、子どもに限らないですよね。基本コレ。「誰からも話しかけて貰えない」のはデフォですから、孤立したくなければ作戦も努力も必要かも。アナタ、なにも私の役に立ってくれないでしょ?みたいなメンタリティのひとはゼロではないですよね。

 

人間的な魅力で惹きつけるか、力をつけるか、寄付などするか、下働きを厭わずやるか・・・みたいなのはあるように思います。