なぜ猫にだけ「愛してる」って言えるのか、考えてみたらわかりました。

 

私、私、「愛してる」って言ってないわ! Te quiero. って言ってるわ。

 

スペイン語には「愛してる」は主に二つあって、

Te amo.

Te quiero.

ですが、

 

上のamar(動詞の原形)のほうは、もっと神の愛だとか慈しみ、敬意などの意味合いが強いと私は昔習いました。

 

が!スペイン語アルアルで、中南米のスペイン語(あれだけ広大な土地だし、それすらも国によってかなり違う)と本国では意味合いが違うこともあるようです。うーん、正しい言葉遣いをすることは大切だけど、言葉って正しいから使うんじゃなくて、周りのひと(広義では自分が住んでいる国とか)が共通認識としてそう認識しているから使う側面も強いですよね。

 

Aさんの解説:「Amar」を用いて強く愛情を伝える表現 「愛してる」と相手に伝える場合「Te amo」が一般的です。 前述のTe quieroと比べて、より強い力を持っています。 「Te amo」には深く愛する気持ち、慈しむ気持ち、尊敬の気持ちなどが含まれ、夫婦(パートナー)やご自身の家族、すごく親しい友人に使います。

 

Bさんの解説: amarはquererに較べて少し古い言葉(表現)です。従ってスペインより中南米で好まれるかもしれません。今日では誰でも簡単にquererを全ての対象(神、国家、家族、友人、恋人、ペット、趣味など)に使うので、te amoと言われることを好む恋人がいるかも知れません。

 

ちなみに私、Te amo. って言われたことがない気がする・・・(爆)

 

まあ、それはともかく、Te quiero. は直訳すると I want you. だし、猫に言うにはものすごくしっくり来るのです。

 

 

 

スペイン語には

love

want

の区別がはっきりしていません。(いまは動詞のお話をしています。名詞ではありません)

 

えーと、逆に言うと、

「キミを愛してる」の代わりに

「キミが欲しい」を使うので、

 

だから、その彼がloveと言っても、たとえばアメリカ人やイギリス人が言うのと、

まったく重みが違います。

 

「I love you.」と軽々しく言ってはいけません、ということは確実に言えるかと思います。英語圏のひとに言うと、ビックリさせると思うし、ご自分が損をすると思いました。