アガってきてましたあ!
またまたテープ起こしをやっていた。私の場合はですが、テープ起こしは日本語を聞いて直接英訳するので、半分通訳みたいな仕事です。
この、日本人の日本語を英訳するのって、加減が難しい。特に話し言葉が難しい。
なぜなら - 日本語というのはあまりロジカルな言語ではないので、
まず主語がないことも多い。
主語と述語というのか、主語と動詞が一致しないことも多い。
途中で文章が立ち消えになってしまうことも多い。
割と訳の分からない文章が多い。なにかを言った気になっているが、訳せと言われると困惑するくらい中身がなかったり、決まり文句だったり。
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日本における英語学習産業、ビッグビジネスだ。かく言う私でさえ、その端っこにぶら下がっていたりする。
学校を卒業後にも英語を10年、20年勉強しても、使いこなせるまでには至らないひとも多いのではないだろうか。
それでね、さっき気がついたんだけれど、そういう勤勉なほうの学習者さんたち、「単語が分からない」とかそういうことではないよね。
(↑私が書きました)
たぶん、元の日本語があまり論理的ではない - 英語になりにくいんじゃないかと思う。
拙著を読んでいただけると分かりやすいかと思うけれど、主語と動詞は一致しているかだけでも気をつけると、分かりやすい文章が書ける・話せるようになるんじゃないかと思う。
「誰が」、「何を」しているかの関係に注目するというか。
あとは文法も関係あるけれど、やっぱり文化的な背景とか心情とかが分からないと、正しい単語を正しい文法で当てはめても、なかなか伝わりにくいかと思っている。
ご参考までに。