アガってきてましたあ!

 

またまたテープ起こしをやっていた。私の場合はですが、テープ起こしは日本語を聞いて直接英訳するので、半分通訳みたいな仕事です。

 

この、日本人の日本語を英訳するのって、加減が難しい。特に話し言葉が難しい。

 

なぜなら - 日本語というのはあまりロジカルな言語ではないので、

 

まず主語がないことも多い。

 

主語と述語というのか、主語と動詞が一致しないことも多い。

 

途中で文章が立ち消えになってしまうことも多い。

 

割と訳の分からない文章が多い。なにかを言った気になっているが、訳せと言われると困惑するくらい中身がなかったり、決まり文句だったり。

 

***********************

 

日本における英語学習産業、ビッグビジネスだ。かく言う私でさえ、その端っこにぶら下がっていたりする。

 

学校を卒業後にも英語を10年、20年勉強しても、使いこなせるまでには至らないひとも多いのではないだろうか。

それでね、さっき気がついたんだけれど、そういう勤勉なほうの学習者さんたち、「単語が分からない」とかそういうことではないよね。

 

 

 

(↑私が書きました)

 

たぶん、元の日本語があまり論理的ではない - 英語になりにくいんじゃないかと思う。

 

拙著を読んでいただけると分かりやすいかと思うけれど、主語と動詞は一致しているかだけでも気をつけると、分かりやすい文章が書ける・話せるようになるんじゃないかと思う。

 

「誰が」、「何を」しているかの関係に注目するというか。

 

あとは文法も関係あるけれど、やっぱり文化的な背景とか心情とかが分からないと、正しい単語を正しい文法で当てはめても、なかなか伝わりにくいかと思っている。

 

ご参考までに。