学説ってけっこう変わる。7~8年もすれば以前は正しいとされていたことが間違っているとされたり、その逆や、とにかくそれほど一定したものではないんじゃないかと思う。

 

私が読んだものでは、ひとが将来離婚する・しないというのは、相手が悪かったからとか相性の問題というよりは、そのひとに内在している、種子みたいなものによって決まるというのが印象に残っている。それは就学前くらいの幼いうちから片鱗が見え、だからあるていど予測がつく、みたいな。

 

つまり、離婚しやすい人・しにくい人がいるんだそうだ。

 

あまりに多くの要素が絡んでくることなので一概には言えないけど、実際問題複数回離婚するひととしないひとの間では、持って生まれた資質みたいなものが違うのかな・・・と思わないではない。

 

私の周りにいる、恵まれたほうのカタラン人女性たちは、「結婚なんて、誰としても同じでしょ?」、「男なんて誰も似たようなものでしょ? 次のを見つけてきても大差なし」というカンジで、結婚生活があまりハッピーでなくても、特に大きな不満がなければそのまま続けるひとも多いようだ。生まれたときから持ち家や別荘を持っている、アッパーミドルのひとたち、結婚によって成り上がらなくてもいいというのはあると思う。

 

あ、誤解がないように書き添えておくと、半分は離婚経験者だよ。

 

若いうちに結婚してみる目がなかったとか、浮気されたとか、DVとかを別とすると、複数回離婚・再婚を繰り返すひとたちというのは、ベターやベストを求める傾向が強いひとなのかなとはチラッと思う。

 

上述のカタラン人女性たちは結婚生活があまりハッピーでなくても、かなり恵まれている部類に属するんじゃないかと私は思っている。