愛情に飢えて育つと 愛着型スタイルのコミュニケーションを取りやすいという記事をご紹介しました↓。

 

で、これは日本人にはかなり多いのではないかと書きました。

 

ちなみに、私が知っている限り、スペイン人は愛情深く育てられます。

「いい子だ、綺麗な子だ、もう、天才だね!」みたいに。

 

宗教上の理由などで子だくさんもいらっしゃるけど、こちらでも少子化は進んでいるので、マンツーマン以上に親や祖父母の関心を一身に集めたり。貧富の差に関係なく、たいていは甘やかされて育つようです。外に出ないのも大きいと思う。日本のように県外に進学・就職するひとはかなりの少数派でしょう。➡井の中の蛙,お山の大将になりやすいのは事実。

 

だから、そういうひとたちと、厳しく,あるいは愛情をかけられずに育てられた日本人を比べてもあまり意味はないように思うんですよ。マネしてもいいけど、根本が違うんでカタチだけマネしても長続きしない。っていうか、害のほうが多いかもしれない。

 

ボタンの掛け違いじゃないけど、彼らが持っているリソース(物心つく前からたっぷり与えられた愛情や自己肯定感など)を私たちは持っていない場合が多い。陸軍と海軍くらい違うんだから、同じ戦い方をしてもあまり意味がない・・・。例がヘンだったね。オートバイと自転車に同じパワーを期待するようなもの? あるいは、1万5千円のママチャリと15万円のマウンテンバイクを比べるようなもの? 用途が違う。

 

もちろん、スペイン人全員が愛情深く,恵まれた育ち方をする訳ではありません。屈折しているひとというのは一定の割合でいる。私の子どものようにミックスであったり、移民の子であったり、カルトの信仰など含めて機能不全の家庭で育っていたり、「兄弟姉妹間での処遇格差、障害あるいは難病を持つ子中心の生活、望まれない出生」と下記にもあるように。他にも、生まれつきメランコリックな性格だったりすると、生きにくい。屈折の原因はさまざま。こじらせたスペイン人というのは、かなり厄介です。もちろん、上記に当てはまっても屈折しないひともいるけれどね。

 

関係ないけど、もう18年くらい前になるのかな。インターナショナルスクールで働いていたときに、敷地のすぐ外で小学生の男の子がうろついていて(文字どおりうろついていた)、用務員さんに知らせて話を聞いてもらったら、郊外にある養護施設で暮らす子だったということがあった。聞いてみると、3~4キロじゃなく、ビックリするくらい遠くから山道を歩いて脱走してきたということだった。見た感じでは特に虐待されているようにも見えず、健康そうだった。迎えに来た職員さんと二言三言話したけど、優しそうなひとだった。

 

脱走する理由は虐待やネグレクト、虐めだとは限らないし、お父さんだかお母さんだかおばあさんだかに会いたかっただけかもしれないけれど、いつも恵まれて甘やかされた子ばかり見ていたので、冷水を浴びせられたような気持ちになった。

 

で、極端に屈折したひとというのがよきパートナーになることは少なくて、モラハラその他が多いようです。

 

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A9%9F%E8%83%BD%E4%B8%8D%E5%85%A8%E5%AE%B6%E6%97%8F

(機能不全家庭)

 

概要

機能不全家族とは、「子育て」「団欒」「地域との関わり」といった、一般的に家庭に存在すべきとされる機能が、健全に機能していない家庭の問題を指す。機能不全家族内で育った子供は、機能不全な環境や考え方が当たり前であるかの様に認識して成長するケースが多く、また幼少期の重要な人格形成において愛情を得る機会が非常に乏しい事などにより、自己愛・自尊心、他者への共感、他者の苦しみに対する理解等に欠けた人間にもなりやすい。こうして、機能不全家族から、社会と健全な関係を築くことができない大人が出ることがある。しかし、機能不全家族に生まれ育った者が全て必ず社会不適応な人間になるとは限らない。

この機能不全家族において最も被害者となるのは、自らに生活力が無いため、その家庭から脱出することができない子供や老人である。子供は、周囲に適合しにくかったり、様々な問題を引き起こす場合がある。

主要原因

機能不全家族となる要因としては、家族構成員のアルコール依存虐待(子供への暴言や威圧的態度も含まれる)、共依存などが挙げられる。更に、このような機能不全的な家庭となっている場合は、その家庭を構成する親、または祖父母などが、機能不全家族で育った可能性もある。

アルコール依存症ギャンブル依存症薬物依存症、親の自殺、親の死亡、親の浮気、両親の離婚、親の再婚、親からの見捨てられ行為(ネグレクト)、精神的な児童虐待、肉体的な児童虐待、性的な児童虐待(児童性的虐待)、兄弟姉妹間での処遇格差、家庭不和、家庭内の暴力、借金、生活困窮、生活苦を伴う家族の病気(難病介護)、障害あるいは難病を持つ子中心の生活、望まれない出生、不遇な里子体験などがある

精神科医の廣瀬久益は、「家庭内に問題のある子供は、大人同士の諍いなど未成熟な幼年者には理解できないものばかり見せつけられて感受性のアンテナが対人関係にばかり向いてしまい、自分の気持ちと向き合う機会が減る場合があり、そういった子供は20代前半頃までは、豊かな社会性で友人間の仲裁役を行うなどリーダーシップを取ることができるが、誰もが社会性を身につけ他人ばかり気にしていられない大人世代になると、自分の気持ちに対する感受性の弱さから感情調整や自己信頼能力などの不安定さが問題となる」というモデルで説明をしている

家庭内の特徴

機能不全家族で育った者は、その家庭内での経験のため、一定の傾向、行動パターンが見受けられる。

スティーブン・ファーマーによると、機能不全家庭は家庭内にいくつかの兆候が見られる[3] 。

·        拒絶

·        矛盾

·        家族への無共感

·        家族間の境界線の欠如

·        役割の置換

·        社会からの孤立

·        曖昧なメッセージ

·        極端な論争・対立

またDan Neuharthは、機能不全の要因として、健全でない親の8つの兆候を示している[4]

·        条件付きの愛情

·        非尊重

·        発言の抑圧

·        感情の強制

·        嘲笑

·        過大なしつけ

·        内面の否定

·        社会に対する機能不全、または社会からの孤立

彼はさらに、機能不全家庭を引き起こす8つの親のパターンについても説明している[5]

·        窒息(子のアイデンティティーの侵害)

·        利用

·        虐待

·        混乱

·        完全主義

·        カルト信仰

·        剥奪(子の欲するものを奪う)

·        精神的な幼稚(虐待を排除しない)