そうですね、私が知っている限りですが、

 

>海外の男性医師は結婚した後も妻にハイインテリジェンスな仕事の継続を望む事が多い

 

これはむしろ自明の理で、説明が要らないというのか、空は青い、雪は白い、みたいな。既婚の女性が仕事をする(あるいは続ける)のに理由は要らないんです。

 

欧米先進国では専業主婦がステータス、ということはないですね。もちろんほんとうの富裕層になれば税制の関係その他で専業主婦の方もいらしても、ソーシャライト的にボランティアに打ち込んでいたり、むしろ自分が設立させた財団を持っていたりするんじゃないかなと思います。

 

正直、離婚も多いですしね。数え方(統計のマジック?)によっては3組のうち2組が離婚するので、専業主婦はリスクが高すぎるというのはありますね。スペインでは離婚の際に財産分与はあっても、慰謝料的な概念はないように理解しています。

 

ちなみにスペインで言えば、いちばん幸福度が低いのが専業主婦だと理解しています。専業主婦は生涯で7割が鬱を発症するという記事など見かけます。

 

専業主婦が叶わない層だと、単純労働や家事補助などに従事しているはずですが、生き生きして見えるひとが多いように感じています。(経済的自由は大切?)

 

まあ、スペインでは女性の地位は日本とは比較にならないくらい高かったり、社会的な背景も違うのでしょうね。

 

専業主婦、アッパーミドル以上ではいないのかと言うと、クラスに1人(およそ1/20)くらいはいらっしゃいました。正直言って、インド人のお母さんたちですとか(←宗教上の理由?)。スペイン人であれば生来の意味での「主婦」で、家事はお手伝いさんがやって、自分は手芸やクラフトで自宅を飾ったり。さすがに、小さなお子さんが3~4人いらっしゃれば、高等教育を受けて専門職に就いていても働かないひとはいらっしゃいます。が、宗教的な理由がある場合以外、いずれかの時点で復職するかな。あと、駐在員夫人であれば就労許可が下りなかったり、いろいろあるのだろうと思います。