日本を離れたのが1990年の暮れだから、もう正味27年が経ちました。

 

ブラック文化に憧れたこともないし、別に白人になりたかった訳でもない。

27年間、「キャシー」的なニックネームをつけたこともない。

金髪に染めたこともない(当地ではけっこうやるひとも多いです)。

 

ただ、「ここではないどこか」には行きたかったかな。自分から逃げたかったかもしれない。

それよりは英語の勉強をしたかった。それは間違いない。どちらかと言うと、自分に武器を足したかったのかな。

普通の女の子でいたくないと思ったことはないと思う。

 

自分を表現する手段がひとつ増えるのは嬉しかった。でもスペイン語で自分を表現したいとは思ったことすらないんですよ。

 

で、渡米して数年経って気づいた。

 

「自分」からは逃げられない。

 

Abusive な親や貧困、機会のなさからは逃れることはできたけど、自分はそのままそこにいた。

 

- まあ、個人的にはそれが分かっただけでもよかったかなと思っています。

 

私はいつ帰るんでしょう? いま自分がいるところがふるさとなのでしょうか。