本日のお出かけは、こちら。
あまりに近くにあって、案外なかなか訪れることのない、アントーワープのカテドラル。
しかも、今日訪れるのはまさにこちらの塔の上↓。
今朝、メールを開けてみると、カリヨン奏者の松江万里子さん から、
”11時15分から、カテドラルで演奏するので、一緒に塔の上にのぼりませんか？”
という、お誘いが！
お～、これはラッキー！
この塔の上は、抽選で当たらないと、登ることがでいないらしいのですよ。
カテドラル入り口の左側、塔の真下の目立たない扉の前で、この塔を管理していらっしゃるおじさんが、優しく迎えてくれました。
カリヨンの演奏室はこの写真の金色の大きな時計よりも、もう少し上にあります。
そこまで465段の石のらせん階段を、登っていくのです。
それくらい、なんのその！(汗)
やっと」たどり着きました。
万里子さんは、早速音の調節にかかります。
Qはうしろの椅子に座らせてもらい、お邪魔にならぬようおとなしく・・・と思いつつも、いろいろ質問してしまいます。
だって、面白いんだもん。
鍵盤もペダルもとっても重く、演奏はかなりの重労働！
日本の曲も、こちらの人に人気なのだそうです。
その中に。『TORYANSE VARIETION』（とうりゃんせ バリエーション）というのがあったので、
「こんな楽譜、いったい誰が作ったの？」と、質問すると
「私が書きました。」と。
恐れ入りました！
全部で49個の鐘があるそうです。
上を見上げると・・・
約45分の演奏の後、管理のおじさんが、是非にと勧めてくれるので、さらに上までのぼりました。
将に、絶景かな！
おや？カテドラルの後ろに、綺麗な芝生のお庭が・・・。
これはいったいどこだ？
こんなところ、今まで目にしたことがないけれど・・・・。
管理のおじさんに聞いてみると、ここは神父様のお住まいだそうです。
建物に囲まれて、外からはまったくわからないのです。
それに、このお庭の地面は、地上6メートルのところにあるそうです。
こちら、右上あたりにカルロスボロメウス教会が見えます。
我カフェ・クイントン・マセイスの屋根も見ることができます。
さて、どれでしょう？(笑)
下界に戻る途中、カリヨンの自動演奏機も見せていただきました。
カテドラルのカリヨンコンサートは毎週、月、水、金曜日の午前11時15分くらいから、12時くらいまで。
夏の間は月曜の夜8時から9時まで、聴くことが出来ます。
カリヨンの音楽は、教会のすぐ下などではなく、少しはなれて、小道を入ったところなどで聴くほうが、s絶対良いです！
実は、我が家の寝室、素晴らしく良く聞こえます。
今日はとっても貴重な体験をさせていただきました。
万里子さん、教会のおじさん、どうもありがとうございます。
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