こんにちは
関東地方も梅雨に入ったのですね、確か。
最近見たドラマはこの二本。
まず、一本目。
「良くも、悪くも、だって母親」
最後まで見ましたが、私はあんまりでした
この先、ネタバレあります。
ところどころ、特にコメディーシーンなどは面白かったですが、オンマがガンホに厳しく当たるところは見てて辛かったし、現実的でないな~と思ってしまいました。
あと、犯罪者たちが極悪過ぎて、ちょっとついて行けず。その割に裁判、簡単に終わってて。
「万歳」ってこういう風に使うんだって客観的に見たりもしました。
良かったのは、七歳に戻ったガンホとミジュ。二人のケミは最後まで良かったと思いました。花火のシーンも良し。
後半に行けば行くほど、サムシクは良し。村の隣人も良かった。
ただ、期待が大きかっただけに、それほど話に乗れず。
二本目の「その女、ジルバ」
こちらは期待しないで見ただけに、良かったです。
池脇千鶴さんが主役です。
四十歳の誕生日を迎え日に、バーのホステスとして働き出します。
ここは、ホステスさんが四十歳以上限定で〜みたいなバーで。でも、「熟女バー」みたいな感じではなく、人生の先輩が、輝いているみたいな素敵な場所でした。
久本雅美さんや草笛光子さん、中尾ミエさん、中田喜子さんなど、共演者も芸達者な方ばかり。
私は、久本さん、良かったな〜。若い時から彼女はすきでしたが、上品で哀しみを含んだ演技、とっても良かったです。
タイトルのジルバは、この素敵な大人の社交場を開いた日系ブラジル人の名前です。
ブラジルで生まれ、苦労して、戦争が始まる直前に日本に戻って来たジルバ。しかし、日本へと帰る船の中で、夫と子供を亡くします。
日本での再出発の場が、このバーで、悲しみを抱えた大人達が、ここで傷を癒し、立ち直っていくような美しい話でした。ファンタジーかよ、と思いましたが、希望を持つことは大事だな、と思いました
東北の震災の話やコロナ禍の話も出てきますが、その辺りは脚本の吉田紀子さんが、上手くまとめてくれます。
辛い時に見返したい、そんなドラマでした💞
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。