先日、楽譜を買う必要があり、銀座の楽器店を訪れました。
先生からのメールを、チェックしたところ、多分、いい加減な気持ちで、「ブラームスは好きですか?」の曲が弾きたいと思っていると勘違いされたようで、
「私の指導は出来ない」
と書いてありました。
ここでの私は、まさにブラームスでソンアが伴奏者に逃げられたときと同じ状態。
とりあえず、
「そこを何とか~」
と食い下がりましたが、先生の意志は強く、私はびっくりして涙が出て、それを隠しながら、街へと。
幸いなことに、そこは銀座のど真ん中。
伊東屋で、文房具を眺め、少し気分も落ち着きました。
伊東屋を出ると、道の向かい側には
「ラルフカフェ」が。
良く分かりませんが、とにかく、ラルフローレン関連のカフェでしょう。
古きよきアメリカの暖かな光に導かれるように、店内へ
店のお兄さんもめちゃくちゃ感じが良く、さっきまで泣いていた私を席へと案内してくれました。
あいにく、入り口付近の席でしたが、そんなことは気になりませんでした。
ようやく暖かい場所で、ほっとして、チョコレートドリンクを飲んでいると、何やら、となりの女の子たちの会話が聞こえてきます。
20代前半の青春真っ盛りと思われる女の子たち、銀座のど真ん中で、大声でパパ活について、報告しあっていました
実際にパパ活の話を聞くのは初めて。
様々なドン引き発言が繰り広げられています。
「35才過ぎている男は気持ち悪い」
「ご飯食べるだけって言ってたけど、それ以上も絶対やってるよ」
「じゃあ、嘘ついてるのかな?(笑)」
隣で聞いていて、やはり段々不快になって来ました。
本命彼氏を探しているようですが、なかなか上手くいかず、のようでした。
こういう事は一度始めると、ズルズル行きがち。
20年くらい前にパリで貧乏学生をしていたときに、同級生の日本人の女の子が、今日は駐在員の男の人(三菱系銀行)にお寿司をおごってもらうんだ、と言っていました。
彼女は、ちゃんとしたフランス人彼氏とパンテオン近くの豪邸で同棲してた人。彼女自身もお嬢様育ちです。
駐在員は、日本にいた時に比べて給料3倍
遊ぶ人は遊びます。でも、最終的に傷つけられるのは、結局、私達、女性です。
家に帰ってまだ10才の娘に、
「好きじゃない人とは、絶対にお茶一杯飲んじゃダメだからね」
ときつめに言っておきました。