しーっ、邪魔しないでください★（おばあちゃんと、ふくまる）
そっと見守ることにした ミサオおばあちゃん。
でも、一緒に 生まれた兄弟たちは 次々に亡くなり、
一人ぼっちで 寂しそうな白猫を、おばあちゃんは
飼うことにしました。
名前は「ふくまる」。
おばあちゃんは、
「 福の神様が来て、全てが 丸く 治まるように 」 と
願いを込めて 「ふくまる」 と 名付けました。
「お日様の下を生きる事ができれば、すべてが好日」
おばあちゃんと、ふくまるは 今日も 畑へ出かけます。
ふくまる監督。
「これは もう 収穫できるよ」
顔が汚れてるけど、ふくまる も掘ったのかな？
「ぼくにもちょうだい」
二人の コミュニケーションは、アイコンタクト
生まれつき 耳が聞こえない ふくまると、
歳をとって 耳が遠くなってしまった みさおおばあちゃん。
それでも 不自由は 感じさせません。
あ～ん
いつも一緒
新聞だって一緒に読むし、
冷蔵庫の物色だって一緒。
おばあちゃんの 暮らしの中には、
いつも ふくまるが 寄り添っています。
メリークリスマス！
お正月
お誕生日
のんびりとした 暮らしの中で、お互いを大切に
思いながら 身を寄せ合って 生きているふたりの姿から
体温が伝わって来るようで、暖かい 気持ちになりました。
別れは突然訪れました。
ふくまるさんは 実は 長年、腎不全と 闘ってきました。
腎不全という病気は、多くの猫が 通る道です。
進行は ゆっくりですが、自宅での 点滴を二回、
体は まだ動いても 餌を自分で食べられなくなる症状もあり、
強制給餌で ご飯を 食べていました。
本当に 辛かったと 思います。
医療で 生かす事が良い事か、家族みんなで 何度も何度も
考えました。
ただ、ふくまるの目が 力強く、生きようという 意志のような物を
みんなが 感じていた事が 治療を続ける 決めてでした。
亡くなる前日、点滴の準備中に 「ニャー」（もういいよ） と
ちゃんと 意思表示を 見せてくれました。
動物病院の先生や スタッフさんには 本当に本当に 感謝しています。
大きな お花まで 手向けて 頂きました。
ざまあみろと 思う人も 居ると思います。
本を出した事が 良い事だったか 悪い事だったか 悩む事もありますが。
皆さんに こうして ふくまるが 愛して頂いた事は 本当に 良い事でした。
まだまだ 元気だった頃の ふくまるの写真が沢 山あります。
いつか 皆さんに 続編を お伝えできるように がんばろうと思います！
そして、空前の 猫ブームですが、
猫のことを ちゃんと みんな 考えているんでしょうか？
タレント猫さん ストレスたまってないかな？
ブームだからって 飼って、面倒 見てるかな？
殺処分が まだまだ ある中での 猫ブームって なんですかね？
私からの おすすめは ちゃんと ペット保険に 加入しておく事です。
動物医療は 保険が利きません。
医療費、ハンパないです！！
猫といえども 家族です。
ブームって何？
廃れたときに 捨てられます。
彼らにも 意思があります。
嫌な事があった日、家に帰ると ふくまるが 寄って来て
「ニャー」（元気だせよ） と 言ってくれました。
何度 救われた事でしょう。
ふくまるは 私の 良き兄貴でした。
ふくまる 本当に おつかれさまでした。
ありがとう。
いつかまたね。 それまでバイバイ。
伊原美代子
https://www.facebook.com/YiYuanMeiDaiZi/posts/550924978421517:0
伊原さんの ＦＢ。
一人でも多くの方に、命の大切さを知っていただきたくて、
お写真、お借りしました。
日本人のみんなが、
動物達も 命なのだと 気付いてくれることを願っています。
応援、よろしくお願いします。
いつも、ありがとうございます～
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