私は雪国で家を建てるので、より快適な家にするため断熱材料にこだわりました。断熱材、窓、ドア・・・。と言っても、建築業者でもう決まった仕様があるので、選ぶ余地はそんなに多くないのですが。

 

窓は、前回書いたように面積を大きくしないように、引き戸を少なくするように設計をお願いしました。

 

うちの業者が標準で使っているのはリクシルの窓でした。リクシルは「エルスターX」という名前でトリプルガラスを扱っていたのですが、「樹脂窓EW」という名前に変わりました。なんか地味です。そしてわかりにくいことに、「樹脂窓EW」にトリプルガラスのものとペアガラスのものがあるのです。以前はエルスターXと言えばトリプルガラスだったのが、今度は名前だけではわからないのです。業者の発注ミスも起きてるようです。

 

この樹脂窓EWのトリプルガラスにはガラスの色の組み合わせが5つあって選べるようになっています。組み合わせによって、夏の日差しに強いとか、外から見えにくいとかが違ってきます。HPに載っているのが下の図です。

 

私は業者と相談の上、リビングは南向きの窓なので夏の日差しも考えてグリーン×グリーンを選びました。その他の窓も同様にしました。

 

 

どのくらい緑っぽいかというと、そのガラスだけを見ていると緑色が入っているとわからないのですが、窓を2枚重ねると結構な色の濃さでした。建築中の画像ですがこんな感じです。窓枠の右側に窓が2枚重なってます。

 

オール電化の高気密高断熱住宅は、窓を開けて温度調節する場面はほとんどないので、掃除や荷物の出し入れで開ける可能性がない場所はFIX窓かパッキンで気密の取れる滑り出し窓で十分です。

 

我が家は引き戸はリビングと寝室の2か所だけです。リビングの窓は天井から床までの掃き出し窓で、冬の氷点下の時は窓の前の床は冷たいです。室温には影響ない程度ですが、はだしで歩くとすぐわかります。当然ですが結露は一度もありません。

 

あとトリプルガラスは重いので、老後のことも考えて、一番大きい引き戸タイプの窓には握ることができるハンドルをつけてもらいました。