「神戸ニニンガ日誌」(第3,545号)
○向田邦子『無名仮名人名簿』(文春文庫)。昭和35年刊の『明解国語辞典改訂65版』を「めくっているとあきない」という。
○「恋女房」と「小芋」が並び「手文庫」と「出臍」、「左派」と「鯖」。「恋愛」と「廉価」では「恋もお手軽になってきている」と感じる。その他「ハネムウン」と「はねまわる」、「結婚」と「血痕」ではよからぬことを連想してしまう。
○拙宅にも『新明解国語辞典』があるが、見当たらないので『広辞林』をみた。なかなか面白い。「国旗⇔骨気」、「羽衣⇔破婚」、「チャーシュー⇔チャージ」、「入院⇔ニューイングランド」など。
○私が先日受けた「生検」の隣は「性決定」だ。性を同定すること。見てないが「同定」の横は「童貞」かな。「執筆」の隣は「湿布」だ。パソコン肩というか六十肩というか、肩凝りがあって、先日も両肩に温シップを張った。
○今年の漢字「熊」の横は隈取の「隈」だ。歌舞伎で使う独特の化粧法が隈取だ。「熊」が「隈取」するとパンダになる。『広辞林』で「パンダ」を引くと、隣は「ハンター」だった。
ⓜⓐⓓⓐⓘⓜⓐⓓⓐ まだいまだ。