「神戸ニニンガ日誌」(第3,060号)
○かなり前だが、三宮で飲みJR最終便に乗った。こうなると大阪からタクシーだろう。
○「終点ですよ」と起こされた。知らない駅だった。時計を見るともうすぐ午前1時。90分近くも泥睡していたのか。改札を出た。
○「やす」と書いてある。ヤス? 切符売場の路線図をみた。京都や大津や草津を越えもう少しで近江八幡という「野洲」だった。階段を降りたがタクシーはない。やばい、と思いながらまた改札口に上がった。
○すると「どこまで帰るん」と聞いてくる。自宅地を言うと乗せて呉れた。いわゆる「白タク」だ。でも助かった。
○政府が自家用車で客を運ぶ「ライドシェア」を認める検討をしている。コロナ禍でドライバーが2割減り、観光地などでタクシーが不足している。海外ではウーバーでライドシェアもあるが、事故時の責任の所在などが課題だという。日本でも定着するか。
○思い出した。野洲駅の階段を降りたとき、最初に見えたのは「おいでやす!」という看板だった。
ⓜⓐⓓⓐⓘⓜⓐⓓⓐ まだいまだ。